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ブランドが社会とつながる、持続可能な未来へ  「サステナブル・ブランド ジャパン」 提携メディア:SB.com(Sustainable Brands, PBC)

特集:サステナブル・ブランド国際会議 2020 横浜【DAY 2】

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協創の力で「グッドライフ」の実現へ

「第4回サステナブル・ブランド国際会議2020横浜」が2月19日-20日の2日間、パシフィコ横浜で開催された。今年度のグローバル共通テーマは「Delivering the Good Life (グッド・ライフの実現)」だ。企業、自治体や官公庁、教育機関、金融機関、NPO/NGO、学生――。あらゆるブランドや人がその影響力を生かし、より良い社会をどのように実現していくのか。過去3回の開催を上回る参加者・登壇者が提言、事例の発表、意見交換をし、そして新たな協創の機会を得た。

PLENARIES

地球の危機に、ビジネスはどうあるべきか――ヴィンセント・スタンリー パタゴニア企業理念ディレクター

「私たちは、故郷である地球を救うためにビジネスを営む」――。パタゴニアは2018年末、27年間掲げてきたミッションを変えて、新たなミッションを発表した。世界で最も「レスポンシブル・カンパニー(責任ある企業)」として知られる同社はいま何を考えているのか。サステナブル・ブランド国際会議2020横浜には、パタゴニアで企業理念の責任者「Director of Philosophy」を務めるヴィンセント・スタンリー氏が登壇した。同氏はパタゴニアの創設者イヴォン・シュイナード氏の甥であり、イェール大学経営大学院の客員研究員も務める。

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ブリヂストンが追求する「真のグローバル企業」の姿

「真のグローバル企業にはまだ遠い」。タイヤ世界最大手ブリヂストンの津谷正明CEO(肩書は講演時。以下同)は2月20日、サステナブル・ブランド国際会議2020横浜の基調講演でそう話した。真のグローバル企業であるために、ブリヂストンは社会性を持ち、常に時代の先を読み、軌道修正しながら、タイヤ業界のすべての部門において「断トツ」を目指していくと力を込めた。

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ポスト・パーパスの時代、変化を生むヒーローはブランドではなく顧客

ブランドはいまパーパス(存在意義)の危機に直面している。「パ―パスを語れば語るほど、若い人たちは信じなくなってきている」と話すのはトーマス・コルスター氏。コミュニケーションの専門家で、世界最大の広告祭「カンヌライオンズ」のSDGs部門で昨年、審査員を務めた人物だ。世界がさまざまな課題に直面しているこの時代に、ブランドにはどんなコミュニケーションが求められているか――。サステナブル・ブランド国際会議2020横浜でコルスター氏が語った。

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ブランドと消費者が連携して「持続可能な暮らし」を実現するには サントリー、イオン、アスクルの役員が語る

ブランドにはいま、商品やサービスを通して持続可能な社会を構築しながら、消費者の望む暮らしを実現する手助けをすることが求められている。しかし社会が抱える課題は広範囲にわたり、ブランドだけ、消費者だけといった単体では持続可能な暮らしは実現できない。消費者の理解を得て、ブランドが消費者と連携してそれを実現していくには何をすべきか。サステナブル・ブランド国際会議2020横浜の基調講演では、サントリーホールディングスとイオン、アスクルの3社が、メーカー、小売り、Eコマースという立場から各社の取り組み、直面する課題、今後について語った。

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EVの新たな価値を探る 日産が取り組む災害支援――大神希保・日産自動車日本事業広報渉外部担当部長

世界でガソリン車の販売禁止年が決まる中、電気自動車(EV)の需要や期待は年々高まっている。日産はEVを乗り物として利用するだけでなく、それを普及させることで蓄電池という「社会インフラ」として、社会変革や地域課題の解決に活用しようと取り組んでいる。“日本電動化アクション「ブルー・スイッチ」”と名付けられた、EVの新たな存在意義を模索する取り組みについて、サステナブル・ブランド国際会議2020横浜の基調講演に登壇した日産自動車の大神希保日本事業広報渉外部担当部長が語った。

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横浜市とバンクーバー市が目指す「2050年のサステナブル・シティ」とは

2050年、世界人口の7割は都市に住むといわれる。都市にはいま、未来に備えた持続可能な都市政策が求められており、脱炭素化を目指す動きも戦略の一つだ。SDGs未来都市・横浜市で開催した第4回サステナブル・ブランド国際会議(以下、SB国際会議)。基調講演には、「脱炭素社会に向けてのチャレンジ」をテーマに、横浜市温暖化対策統括本部の薬師寺えり子本部長と姉妹都市カナダ・バンクーバー市経済員会からジョアン・エランゴバン理事が登壇した。ファシリテーターは青木茂樹・SB国際会議アカデミック・プロデューサーが務めた。

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SDGs時代の教育:自ら考え、自分ごと化できる子どもをどう育てるか――田村哲夫・渋谷教育学園理事長

将来世代とその育成は日本、世界の持続可能な未来のために不可欠なテーマだ。サステナブル・ブランド国際会議2020横浜の基調講演には、ESD(持続可能な開発のための教育)の普及に取り組み、日本有数の進学校、渋谷教育学園を運営する田村哲夫理事長が登壇した。田村理事長は、複雑で不確実なSDGs時代において「すべてを自分のこととして考える当事者意識を持てる人を育てることが大事」と話し、子どもが目標を見出しづらい成熟社会の日本においてSDGsを教育目標として掲げる重要性を説いた。

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BREAKOUTS & WORKSHOPS

実践から学ぶコレクティブインパクト 日本における新潮流とは

社会課題の解決に用いられる「コレクティブインパクト」という概念を掘り下げた分科会が行われた。複雑化する問題を解決するには立場の垣根やセクターを超えたコラボレーションが欠かせないとコレクティブインパクトは定義する。では実際に、新たに行動を起こす人が参考にすべきものは何か。サステナブル・ブランド国際会議2020横浜 2日目、コレクティブインパクトに取り組む4者が登壇した。

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SDGsのゴールを超えて、企業の本質的な存在価値を見つけるには?

多くの企業がSDGsで設定されている17のゴールを目指しているが、ゴールを見ているだけではSDGsの本質は見えず、また本来の企業戦略を見失ってしまう恐れがある。SDGsを超えて本質的な企業の存在価値を見つけるにはどうすればいいのか。第4回サステナブル・ブランド国際会議2020横浜の2日目にこの難問に挑戦するセッションが開かれた。SDGsに明確な目標が定められていない介護や人事に取り組むベネッセスタイルケアやOne HR(東京・江東)も参加し、活発な論議を行った。

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持続可能な未来をつくる実践型学び、ESDやSDGsが今後の教育を変えていく

未来の持続可能な社会をつくっていく中学生から大学院生までの5人の若者たちが初めて「第4回サステナブル・ブランド国際会議2020横浜」のセッションに登壇した。彼らはESD(持続可能な開発のための教育)やSDGsを早くから学び、実践的なワークショップやフィールドワークなどを通じて、今までとは異なるアプローチや考え方で持続可能な未来を作り出そうとしている。生徒たちの発表を足掛かりに、これからの目指すべき教育の形について探った。

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若者たちが考える「次世代のサステナブルブランド」とは

いまや世界中の企業が提供している、サステナブルな商品やサービス。しかしそれらは次世代を担う若者たちの心に本当に響いているのだろうか。企業の一方的な理論や都合で「それらしいもの」を押し付けているだけではないか? サステナブル・ブランド国際会議2020横浜では、そうした疑問を前提に4人のモノ言う若人が集結。自分たちにとって理想なサステナブルブランド、ひいては持続可能な社会のあり方について議論した結果、導き出されたのは企業と若者の「協働」というキーワードだ。

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いま求められる「インナー・サステナビリティ」 自分を見つめることが持続可能な社会をつくる

持続可能な社会を実現するには、まず「自分」がサステナブルになること──そんな機運が近年高まっている。個々人の心と体の内側は、文字通り「インナー・サステナビリティ」。企業も組織づくりやリーダー育成の手段として注目し始めている。サステナブル・ブランド国際会議2020横浜では、このインナー・サステナビリティをテーマにしたランチセッションを開催。参加者は、自然体験などを通じて心と体をつなげる活動をしているパネリストの話に耳を傾けたが、それはつかの間の忙しさを忘れ、自分自身と向き合う貴重な体験となったようだ。

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サステナブル・ブランドであるために環境再生型ビジネスを行う

サステナブル・ブランド国際会議2020横浜は「グッド・ライフの実現」をテーマにビジネスや次世代教育といったキーワードを軸に開催された。2日目の基調講演のトップバッターを飾り、参加者を惹きつけた米パタゴニアの経営哲学の責任者ヴィンセント・スタンリー氏はランチセッション「The road to regeneration(環境再生型ビジネスへの道)」にも登壇した。司会はサステナブル・ブランドの創設者で、サステナブル・ブランド ワールドワイドのコーアン・スカジニアCEOが務めた。多くの参加者がランチを食べながらも真剣に、世界的リーディングカンパニーの経営哲学に耳を傾けた。

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震災から9年、福島ブランドはいかにして立ち直ったか――過去、そして未来への挑戦

東日本大震災から丸9年。特に原発事故のあった福島県は、経済活動も大きな苦境に立たされた。ところが、県産農産物の輸出量が2017年に震災前を越えて過去最高になり、それ以降も3年連続で更新し続けている。事業誘致も盛んだ。いま「FUKUSHIMA」に何が起きているのか。サステナブル・ブランド国際会議2020横浜では、福島県知事や地元ベンチャー企業社長らが登壇し、地域のブランド化について議論。全国の自治体が今後取り組まなければならない課題が浮き彫りにされた。

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サーキュラーエコノミーがつくる暮らしのカタチ―企業がいまやるべきことは?

サーキュラーエコノミー──言葉こそ以前から知られるようになったが、それが具体的にどういうことを意味しているのか、はっきり認識している人は少ないだろう。サーキュラーエコノミーによって、私達の生活はどう変わるのか? サステナブル・ブランド国際会議2020横浜では、日本におけるサーキュラーエコノミーの第一人者と、取り組んでいる企業の担当者を招き、それぞれのビジョンを語ってもらった。そこから見えてきたのは、対応すべき待ったなしの現実と、企業が求められている役割だった。

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EUが打ち出す「タクソノミー」はサステナブルの指標として有効か

国連は2006年に投資家に向けて環境・社会・ガバナンス(ESG)に取り組んでいる企業への投資を呼びかけたPRI(責任投資原則)を発表した。それから13年が経ち、EUは2019年にサステナブルの基準を示す「タクソノミー」を公表するなど、ここにきて持続可能な社会を目指したリスク・リターン・インパクトのバランスが取れた投資が金融機能として求められている。サステナブル・ブランド国際会議2020横浜では、日本でもEUのタクソノミーをそのまま導入できるのか、投資インパクトをどのように評価するのかなど新たな課題が話し合われた。

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持続可能な社会の実現に向けた5GとMaaSの可能性

デジタルテクノロジーの変革は、持続可能な社会の実現にどのように貢献できるのか――。政府が掲げる未来社会のシステム「Society 5.0」を実現するには、5G(第五世代移動通信システム)やMaaS(Mobility as a Service)といった技術が必要だといわれている。サステナブルブランド国際会議 2020 横浜では、このふたつの技術で何が可能になるのかを解説。ビジネスとして今までにない新たな価値を生み出し、社会課題の解決につなげることなどを議論した。

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日本のものづくり企業が取り組むグリーンテクノロジー

環境技術と訳されるグリーンテクノロジーは地球環境を守るための技術であり、さまざまな分野に領域を広げている。サステナブル・ブランド国際会議2020横浜では、中高層木造建築や持続可能なタイヤ、革新的なLEDなどグリーンテクノロジーの開発と普及に取り組む企業の事例から最新動向を探った。

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ハフポスト、ELLE、IDEAS FOR GOODの編集長が語る「サステナビリティと未来」

サステナブル・ブランド国際会議2020横浜で最も注目を集めた「サステナビリティ最前線 メディア編集長が語る未来」には、ハフポスト、エル・ジャポン、IDEAS FOR GOODという世界の動きについて異なる立場から発信をするメディアの編集長が登壇した。時代の先を読む、3人の編集長が見据えるサステナビリティと未来に求められる企業のあり方について語り合った。

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SDGs時代の新しいまちづくり

SDGsの17のゴールの一つに「住み続けられるまちづくりを」という目標が掲げられている。このような国際開発目標群の中に「まちづくり」が組み入れられることはSDGsの採択以前に例がなく、「住み続けられるまちづくり」に期待が集まっている証といえる。サステナブル・ブランド国際2020横浜のセッションでは、新しいまちづくりに実際に挑んでいる企業関係者が集まり、SDGsを原動力とした、強靭かつ環境に優しい魅力的なまちづくりをどう実現していくかを議論した。

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横浜トラック

地域課題を解決するオープンイノベーション拠点「リビングラボ」が実現するサーキュラーエコノミーplus

サステナブル・ブランド国際会議2020横浜の2日目に行われた「横浜トラック」では開催地・横浜をテーマに企業・団体が共創について語り合った。このセッションでは、横浜で始まっている官民が連携して地域の課題を解決していくためのオープンイノベーション拠点「リビングラボ」の運営に関わる3人が登壇した。

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横浜の地元企業が考える、これからの時代の企業と地域のつくり方

横浜の地元企業に焦点を当て、これからの企業と地域のあり方を探るセッションには、石井造園、横浜フリエスポーツクラブ(横浜FC)、関内イノベーションイニシアティブという異なる業種の3社が集まった。地域に根差した企業として、事業を成長させながら、地域課題を解決し、横浜の新たな価値を生み出すにはどうすればいいのか。サステナブル・ブランド国際会議2020横浜では熱のこもった議論が展開された。

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サステナブル・イノベーション都市を目指す横浜の挑戦

サステナブル・ブランド国際会議2020の舞台は神奈川県・横浜市。人口370万人を超える大都市のサステナビリティの現在地、そして未来目標はどこにあるのか。横浜を拠点に世界規模の活躍を見せるソーシャルデザイナーの太刀川英輔氏をファシリテーターに迎え、横浜市の経済局から髙木秀昭氏、空間デザインを専門とするランドスケープデザイナーの熊谷玄氏が登壇。いずれもすでに創造的な実践を続けるトップランナーたちを迎えたトークセッションに注目が集まった。

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