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花王と熊谷市、暑さ対策でプロジェクト発足

 花王と埼玉県熊谷市は、6月30日から「きもちいいぞ!熊谷プロジェクト」を開始する。関東平野内陸部に位置する熊谷市は、夏になると高温になりやすく、熱中症予防などを推進している。2017年は花王の協賛を得て、入浴剤を使った「クールダウン浴」を啓発し、暑さ対策の情報発信を強化する。(松島 香織)

 花王は「企業が商品やサービスを通じて熱中症対策をサポート・啓発を行う」趣旨に賛同し、2016年から一般財団法人日本気象協会の「熱中症ゼロへ」プロジェクトのオフィシャルパートナーとして協賛している。

 今回の熊谷市への協賛について、同社ヒューマンヘルスケア事業ユニット パーソナルヘルス事業グループ インバスヘルスケア担当の田中佑樹氏は、「熊谷市は暑さ対策に積極的に取り組んでおり、当社が提案する『クールダウン浴』で貢献できるのではないかと考えました」と説明する。
 暑い時期は、シャワーだけになりがちだが、だるさや疲れを緩和するためには入浴が重要だといわれている。クールダウン浴は「37℃くらいのぬるめのお湯に10分程度浸かる」入浴法。血行が促進され、副交感神経が活発になり、リラックス状態になる。入浴剤に清涼成分(メントール)が入っていると湯上りがさっぱりするという。

 「今回のプロジェクトによって、熊谷市民の皆様に、暑い時期にお勧めの『クールダウン浴』を知っていただくきっかけになればと考えています」(田中氏)

 キックオフとなる6月30日は、10時30分からJR熊谷駅前で開かれる式典で入浴剤が無料配布される。期間中、同市内で延べ約6万個を配布し暑さ対策を呼びかける。

 また、熊谷市はプロジェクト発足から7月14日までの2週間、市役所内に期間限定で「きもちいいぞ!熊谷課」を設置し、暑さ対策の情報を発信するとともに、市の広報で案内した花王の入浴剤引き替えなど、市民の熱中症を予防する啓発活動を行う。