• 公開日:2019.02.27
余った節分豆とバレンタインチョコで新たな菓子
  • 吉田 広子

「福を呼ぶスーパーフードチョコレートバー」は2本入り840円 (税抜)で販売されている

Eコマース事業などを行うビューティフルスマイル(大阪市)はこのほど、販売機会を逃した節分用の大豆とバレンタインのチョコレートにスーパーフードを足した新たなお菓子「福を呼ぶスーパーフードチョコレートバー」を発売した。多量の食品ロスが問題視されるなか、新たな付加価値を付け、食品ロスを削減するのが狙いだ。同社が運営する通販サイト「ロスゼロ」で販売している。(オルタナ副編集長=吉田広子)

2月の2大イベント「節分」「バレンタイン」では、大豆やチョコレートが大量に生産され、消費されている。一方で、季節イベントは多量の食品ロス発生につながる。日本の食品ロスは年間646万トンにも上る。

そうしたなか、ビューティフルスマイルは「食品製造・加工メーカー」で発生する年間約140万トンの食品ロスに注目。規格外品や製造余剰品、賞味期限が残り1カ月程度になった「食するに問題がなく味が変わらないもの」を、消費者や企業につなげるプラットフォームとして「ロスゼロ」を立ち上げた。売り上げの一部はカンボジアの子どもたちへの教育支援や自立支援のために寄付される。

今回開発した「福を呼ぶスーパーフードチョコレートバー」には、販売機会を逃した「節分の大豆」と「バレンタインのチョコレート」、スーパーフードが入っている。

大豆はナッツのような独特の油脂の重みがなく、ぎっしり入っていても軽い口当たりだ。さらに、クコの実、ひまわりの種、かぼちゃの種、ブルーポビーシードといったスーパーフードをたっぷり加え、栄養面でも優れている。

ロスゼロは、食品メーカー、食品購入者、カンボジアの子どもたち、フードロス問題を抱える社会全体、ロスゼロの5者にとって有益な仕組みづくりを目指している。

written by

吉田 広子(よしだ・ひろこ)

株式会社オルタナ オルタナ編集部 オルタナ副編集長

大学卒業後、ロータリー財団国際親善奨学生として米国オレゴン大学に1年間留学(ジャーナリズム)。2007年10月に株式会社オルタナに入社、2011年から現職。 「オルタナ」は2007年に創刊したソーシャル・イノベーション・マガジン。主な取材対象は、企業の環境・CSR/CSV活動、第一次産業、自然エネルギー、ESG(環境・社会・ガバナンス)領域、ダイバーシティ、障がい者雇用、LGBTなど。編集長は森 摂(元日本経済新聞ロサンゼルス支局長)。季刊誌を全国の書店で発売するほか、オルタナ・オンライン、オルタナS(若者とソーシャルを結ぶウェブサイト)、CSRtoday(CSR担当者向けCSRサイト)などのウェブサイトを運営。サステナブル・ブランドジャパンのコンテンツ制作を行う。このほかCSR部員塾、CSR検定を運営。

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