• 公開日:2016.10.10
寄付金・義援金・支援金の違い
    • 池田 真隆

    熊本益城町の瓦礫の集積所

    サステナビリティは企業経営の方向性を示す最重要な概念だが、関わる用語はESG、SDGs、SRIなど数多い。サステナビリティやCSR担当者なら知っておきたい3つのキーワードについて、その意味や出てきた背景を解説する。第5弾は、「寄付金」「義援金」「支援金」を紹介する。災害時、現場で活動するNPO支援をする場合、それぞれの役割を理解しておくと有効な対応が取れる。

    ■寄付金

    災害時、被災地で支援活動をする団体(主にNPOや自治体)へのお金となる。公共道路や湾岸の復旧支援事業のために使用されることが多い。

    ■義援金

    被災した人に直接渡されるお金。しかし、事故調査を行い、被害状況を調べてから、お金を平等に配布するために被災者のもとに届けられるまでに、時間が掛かる。もし、行政自体が被災してしまった場合、さらに時間が掛かる。災害時、日本では、「義援金」の受付窓口を日本赤十字社が担うことが多い。

    ■支援金

    被災地で活動を行う団体や機関(NPO・NGO)に対してのお金。行政と比較すると、規模は小さいが、地域に直接入っている団体もあり、小回りが利く。災害が発生した直後の緊急フェーズには支援金の重要性は増す。

    written by

    池田 真隆(いけだ・まさたか)

    株式会社オルタナ オルタナ編集部 オルタナS編集長

    1989年東京都生まれ。立教大学文学部文芸思想学科卒業。大学3年から「オルタナS」に特派員・インターンとして参画する。その後、編集長に就任し現在に至る。オルタナSの編集及び執筆、管理全般を担当。企業やNPOなどとの共同企画などを担当している。 「オルタナ」は2007年に創刊したソーシャル・イノベーション・マガジン。主な取材対象は、企業の環境・CSR/CSV活動、第一次産業、自然エネルギー、ESG(環境・社会・ガバナンス)領域、ダイバーシティ、障がい者雇用、LGBTなど。編集長は森 摂(元日本経済新聞ロサンゼルス支局長)。季刊誌を全国の書店で発売するほか、オルタナ・オンライン、オルタナS(若者とソーシャルを結ぶウェブサイト)、CSRtoday(CSR担当者向けCSRサイト)などのウェブサイトを運営。サステナブル・ブランドジャパンのコンテンツ制作を行う。このほかCSR部員塾、CSR検定を運営。

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