• 公開日:2016.08.26
ポケモン、チャリティスタンプで被災地の子どもを支援
    • 辻 陽一郎

    スタンプは40種類、ピカチュウなどのキャラクターが描かれている。ポケモンウェブサイト(http://www.pokemon.co.jp/ex/Charity_Stamp/)から引用

    キャラクター事業を手がけるポケモン(東京・港)は8月から、LINEと共同で東日本大震災・熊本地震で被災した子どもたちを支援するチャリティスタンプを発売している。スタンプは40種類あり、日本各地の方言で「ありがとう」と言うピカチュウなどのキャラクターが描かれている。スタンプの売り上げは被災地で教育支援事業行うNPOのチャンス・フォー・チルドレン(兵庫県西宮市)へ手数料を除く全額が寄付される。

    寄付先となっているチャンス・フォー・チルドレンは2011年から、東日本大震災で被災した貧困家庭の子どもたちへ教育支援を続けている。塾や習い事などで使える教育クーポンを提供することで、教育格差をなくすことが目的だ。今年から熊本地震で被災した子どもたちへの支援も開始した。

    チャンス・フォー・チルドレンの山本雅広報担当は、「熊本地震で被災した子どもたちは、自宅が全壊・半壊したことで生活が厳しくなり、勉強する環境が被災前と大きく変わった。仮設住宅や避難所に身を寄せたり、転校を余儀なくされたりという状況にあり、集中して勉強する環境を確保することも難しい」と話した。

    40種類のチャリティスタンプは、日頃の感謝の気持ちや被災地を応援する気持ちを込めたデザインとなっている。山形県の方言でありがとうを意味する「おしょうしな」や愛媛県の「だんだん」など、全国各地の方言が描かれているところが特徴的だ。LINEクリエイターズマーケットで人気のクリエイターの作品と、公募で集った181通から選ばれたスタンプデザインがある。

    ポケモンは、2011年から「POKÉMON with YOU」という被災地支援活動を続けている。宮城県仙台市のオフィシャルショップ「ポケモンセンタートウホク」では、グッズ販売などで得た収益を現地の子どもたちの支援に活用している。被災した子どもたちの笑顔を取り戻すことが目的だ。

    written by

    辻 陽一郎 (つじ・よういちろう)

    オルタナ特約記者、NPO新聞代表。フリーライターとして、NPO・NGOやボランティア、ソーシャルベンチャー、企業のCSRなどを中心に取材。

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