• 公開日:2018.09.05
新たな寄付ツールでユーチューバーが資金調達者に

ファンドレイジングのための新機能「YouTube Giving」

米YouTubeは8月30日(現地時間)、ファンドレイジング(資金調達)のための新機能「YouTube Giving」(ユーチューブ・ギビング)を発表した。動画に寄付ボタンを設置したり、複数のユーチューバーらが共同で寄付を募れたりするなど、視聴者が寄付しやすい仕組みを構築した。北米のユーチューバーや非営利団体を対象にベータ版の提供を開始した。(オルタナ編集部=吉田広子)

ユーチューブ・ギビングには、4つの機能がある。まず「ファンドレイザー(ベータ版)」では、動画とライブストリーム画面に、「DONATE(寄付)」ボタンを埋め込むことができ、視聴者はそのボタンを押すだけで寄付できる。寄付の手続きはYouTubeが行い、手数料もYouTubeが負担する。

「コミュニティー・ファンドレイザー(ベータ版)」では、複数のユーチューバーが共同の募金キャンペーンを行うことができる。複数のユーチューバーの動画に、同じ募金活動を同時に表示させ、総額が反映されるようになっている。

例えば、米国の小児がん啓発月間である9月には、米セント・ジュード小児研究病院と12人のゲームクリエーターが、3700万人の登録者とともに、YouTube上で「セント・ジュード・プレイ・ライブ」を開催する予定だ。

「キャンペーン・マッチング(ベータ版)」は、集まった金額にユーチューバーが同額を上乗せして寄付するマッチング寄付の仕組み。「スーパー・チャット・フォー・グッド」は、ユーチューバーに「投げ銭」できる「スーパー・チャット」機能を改良したもので、ユーチューバー本人ではなく、指定した非営利団体に寄付できる。

YouTubeは公式ブログで「数カ月にわたり、ベータ版に関するフィードバックを受け入れ、より多くのクリエイターに広げていく。これらの機能がどのように活用されるのか待ち遠しい」とコメントしている。

Related
この記事に関連するニュース

【編集局コラム】鹿の狩猟・精肉から、「いただきます」の意味を考えた
2026.05.01
  • コラム
  • #エシカル
  • #行動変容
家庭料理を社会インフラへ KYOTOごはんサポーターが目指す、ケアの循環
2026.03.17
  • インタビュー
  • #エシカル
【編集局コラム】都会の真ん中で出会った、未来を優しく変えるエシカルデザイン
2026.01.09
  • コラム
  • #エシカル
  • #資源循環
SBユースコミュニティ「nest」第4期、若者たちによる「クエスト」本格化
2025.11.19
  • SBコミュニティニュース
  • #エシカル
  • #ウェルビーイング

News
SB JAPAN 新着記事

【編集局コラム】鹿の狩猟・精肉から、「いただきます」の意味を考えた
2026.05.01
  • コラム
  • #エシカル
  • #行動変容
共創の前に構想を描け 社会課題をビジネスで実装する3つのアプローチ
2026.04.30
  • ニュース
  • SBコミュニティニュース
    高専生が挑む「技術×社会課題」 初開催「SB TeC 2026」レポート
    2026.04.28
    • ニュース
    • SBコミュニティニュース
    • #テクノロジー
    電力自由化から10年、その成果と逆流——再エネ社会はなぜ進まないのか
    2026.04.28
    • ニュース
    • #再生可能エネルギー
    • #カーボンニュートラル/脱炭素

    Ranking
    アクセスランキング

    • TOP
    • ニュース
    • 新たな寄付ツールでユーチューバーが資金調達者に