• 公開日:2016.03.17
  • 最終更新日: 2025.03.21
ユナイテッドアローズ、2年連続「なでしこ銘柄」取得
    • 松島 香織

    ユナイテッドアローズは、2015年に続き本年も女性活躍推進に優れた企業として、「なでしこ銘柄」を取得した。なでしこ銘柄は、経済産業省と東京証券取引所(以下、東証)の共同事業で、上場企業から女性人材の活用を積極的に進めている企業を選定し紹介するもの。女性のキャリア支援、仕事と家庭の両立支援の二つの側面からスコアリングを行い、各業種上位企業の中から財務面(ROE)の基準を満たした企業を選定する。

    なでしこ銘柄は昨年まで、東証一部上場企業から選出を行っていたが、今年から東証一部、東証二部、マザーズ、JASDAQの上場企業約3500社へ対象を広げている。
    女性活躍促進に優れた上場企業を、「中長期の企業価値向上」を重視する投資家に魅力ある銘柄として紹介することで、そうした企業への投資を促進し、各社の取り組みを加速化していくことが狙いだ。

    4回目となる2016年は45社が選定され、ユナイテッドアローズは昨年に続き2度目の取得となった。
    ユナイテッドアローズは2015年3月末の時点で、女性管理職(店長以上、部下を持つ職務以上の者)比率は37.4%となり、より高位の役職においても、取締役を兼務しない執行役員全12名中女性が1名就任している他、監査役についても全3名のうち1名は女性が就任している。

    女性が長く働き続けられる環境・制度の整備にも注力し、育児休暇からの復職率は9割を超えている。従業員意識調査においても、女性従業員の職場環境に対する満足度が高くなっているという。

    written by

    松島 香織(まつしま・かおり)

    サステナブルブランド・ジャパン ニュースサイトの立ち上げメンバーとして参画。その後2022年12月から2025年3月まで、デスク(記者、編集)を務める。

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