ポストコロナにおける
人生100年時代に向けて~新しい生き方、
健康の習慣などから地域創生、
企業の方向を問いなおす~

2021年
2月24日(水)・25日(木)

パシフィコ横浜 ノース
(SB国際会議 Activation Hub会場内)
総合プロデュース: 株式会社朝日エル

「サステナブル・ブランド国際会議2021横浜」にて、
SB国際会議と株式会社朝日エルの共同企画として、「人生100年時代」 に向けて、
健康寿命延伸と地域創生をテーマとした特別企画を開催いたします。

Hosted by

人生100年時代と言われるようになりました。
2007年に日本で生まれた子どもの50%が107歳より長く生きると言われています。
またコロナ禍で人々は生き方の問い直しをしています。
これまでのライフ・ステージごとに変化する生き方から
ひとりひとりがマルチ・ステージの生き方を求められる時代とも言えます。

『人生100年時代』は単に『超高齢社会』を指す言葉ではなく
多様化した選択肢の中で人がどう生きるか、という問いでもあります。
それはまた、どのように幸せな社会をつくるかとの課題でもあります。

それらの方向をめざして取り組んでいる公民連携事例、
企業や組織の取り組みを結果検証もふまえてお届けします。
健康寿命延伸、地域創生の課題解決、持続可能な社会づくりに取り組まれている皆様に
ご参画いただき、新たな気付きやネットワークづくりの場としてご活用ください。

SB2021横浜のネットワーキングエリアである「Activation Hub」内に 特別企画コーナーにて「新しい健康の習慣」と「地域創生」をテーマに、展示・ブレイクアウトセッションを行います。

Activation Hub会場 全体レイアウトイメージ

Session Theme

セッションテーマ

  • 人生に喜びと健康な毎日を。
    卓球カフェで元気なまちづくり!
    データで検証します

  • より長く働く時代、
    “がん”と“働く”の両立の方向性を探る

  • “患者さんでなく、
    生活者”を支える、
    がん医療の今
    -知っておくべき治療情報-

  • イキキルを支える
    現場からの
    イノベーション
    ~人づくり、ものづくり、
    まちづくり、制度づくり~

  • 今、感染症とどう向き合うか。
    新しい地域戦略のあり方とは

  • 動く喜び、
    動ける幸せ。
    運動器の健康が
    人生100年時代の
    持続可能な社会をつくる!

PROGRAM

プログラム

DAY12月24日

PLENARIES基調講演

10:00 - 12:15

SB’21 Yokohama のPlenaries(基調講演)へ参加

ブレイクアウトセッション①

13:45 − 15:00

人生に喜びと健康な毎日を。
卓球カフェで元気なまちづくり!データで検証します

自治体初の取り組み「卓球珈琲(カフェ)」プロジェクトの成果を紹介。
「卓球」と「カフェ」による定期的な運動と交流に、ヘルスケア教室を加えた健康プログラムにより、シニアの健康に関する数値が改善。またシニア男性の「地域への愛着度の向上」が見られた。外出自粛時の利用者の声や、再開後の新たな取り組みなどバージョンアップしていく卓球珈琲を紹介する。卓球だからできた人生100年に向けての秘訣をお伝えします。

ファシリテーター:岡山 慶子 氏 株式会社 朝日エル 会長
嘉納 未來 氏 ネスレ日本株式会社 執行役員
伊藤 徳宇 氏 桑名市 市長
竹田 寛 氏 桑名市総合医療センター 理事長
堀田 康広 氏 桑名市総合医療センター 糖尿病・内分泌内科 医長
河村 建夫 氏 自由民主党 地方創生実行統合本部長

■協賛:ネスレ日本株式会社
■協力:桑名市
一般社団法人 卓球で日本を元気にする会

ブレイクアウトセッション②

15:30 − 16:45

人生100年時代、がんとの共生社会に向けて①:
より長く働く時代、“がん”と“働く”の両立の方向性を探る

10年前、医療の現場では「仕事」のことが語られず、仕事の現場では「がん」のことが語られていなかった(キャンサーリボンズの調査結果より)。その後、がん対策推進基本計画などを通じて、がん治療と仕事の両立が社会課題となり、医療側が、慌てて仕事をやめないよう伝えるなど行動面や、主治医と産業医のやりとりなど制度面の両方で、仕事との両立支援を意識するようになり、企業側でも大企業を中心に制度が整備され、環境が整ったかに見える。
しかし、当事者が周囲に遠慮しストレスを抱えるケース、体力的な問題などにより復職後数か月で退職するケース、職種によって両立しにくさを抱えるケース、就労者のほぼ7割を占める中小企業従業員を取り巻く環境の難しさなど、現状の制度だけではカバーできない部分も少なくない。
今回SB会議に集う、社会のオピニオンリーダーの方々に改めて課題を提示し、がんとの共生を、治療と仕事の両立の面から実現していくための意識や方向性を共有し、制度を超えた風土づくりを働く全ての人、職場に拡げる一歩にしたい。

ファシリテーター:岡山 慶子 氏 NPO法人キャンサーリボンズ副理事長
中村 清吾 氏 昭和大学 医学部外科学講座乳腺外科学部門 教授
林 和彦 氏 がん対策推進企業アクション アドバイザリーボードメンバー
白水 千穂 氏 NPO法人キャンサーリボンズ サバイバーボードメンバー(がん治療と仕事を両立中)

■協力:NPO法人キャンサーリボンズ
■共催:中外製薬株式会社
※本セッションは、アーカイブ配信はございません

ブレイクアウトセッション③

17:15 − 18:30

人生100年時代、がんとの共生社会に向けて②:
“患者さんでなく、生活者”を支える、がん医療の今
ー知っておくべき治療情報ー

「患者さん」ということばは治療を受けるときの立場であって、普段は生活者。
働く人としての顔、親としての顔、など様々で、暮らしの中で大切にしていることも様々。治療を選択する際は、自身の価値観や生活スタイルを考慮し納得感を持てるようにすることが、QOLを維持・向上させるという考え方が医療現場の中で大きな視点となってきている。そして治療を継続していれば、次の新しい治療を受けられる可能性も拡がる。
しかし、がんと診断された直後は、病気を受けいれることだけでも大変なところに様々なことを決めていかなくてはならないため、治療選択と言うは易しで実際は難しい。
また、選択のあと治療を続けながら生活をしていく上で、様々な立場同士の連携も必要となってくる。
だからこそ、患者さん(当事者)、家族だけではなく、企業、地域、社会全体で、情報を各々の立場で共有し関心をもっておくことが、人生100年時代、サステナブル社会には大切である。

ファシリテーター:岡山 慶子 氏 NPO法人キャンサーリボンズ副理事長
中村 清吾 氏 昭和大学 医学部外科学講座乳腺外科学部門 教授
土井 卓子 氏 湘南記念病院 乳がんセンター長
桜林 芙美 氏 AYA GENERATION+group代表

■協力:NPO法人キャンサーリボンズ
■協賛:メディコン株式会社

DAY22月25日

PLENARIES基調講演

09:50 - 12:30

SB’21 Yokohama のPlenaries(基調講演)へ参加

LUNCHネットワーキング・ランチ

交流エリアであるACTIVATION HUB会場で昼食をとりながら、一般参加者とのネットワーキング

ブレイクアウトセッション④

13:45 − 15:00

イキキルを支える現場からのイノベーション
~人づくり、ものづくり、まちづくり、制度づくり~

人生100年時代において私たちは、最期までWell-Beingに生ききる(イキキル)ことのできる社会を願っています。
その願いをかなえていくために、壁となっていること、その壁を超えていくためのイノベーションについて、世代を超えてみなさんと一緒に考えていきたいと思います。
基調講演では、社会学者の上野千鶴子先生をお招きし、意思決定支援の場面において、
「当事者の事が当事者抜きで決められている」現状と、それをどのように変えていくべきかをお話いただきます。
そのお話を受けて、「イキキルを支える現場」で実際に活動する各パネリストから問題を提起し、
これからどのようなイノベーションが必要なのかを、人づくり、ものづくり、まちづくり、制度づくり、の視点から、考えていきます。

ファシリテーター:岡山 慶子 氏 一般財団法人一柳ウェルビーイングライフ
上野 千鶴子 氏 社会学者 / 東京大学 名誉教授 / 認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク(WAN)理事長
一柳 弘子 氏 一般財団法人一柳ウェルビーイングライフ 代表理事
野村 恭彦 氏 Slow Innovation株式会社 代表取締役 / 金沢工業大学 教授(K.I.T.虎ノ門大学院)
三国 浩晃 氏 一般財団法人一柳ウェルビーイングライフ 評議員 / NPO法人人生まるごと支援 理事長

■協賛:一般財団法人一柳ウェルビーイングライフ

ブレイクアウトセッション⑤

15:30 − 16:45

今、感染症とどう向き合うか。新しい地域戦略のあり方とは

人類は幾度となく、感染症の脅威に晒されてきた。古くは天然痘やはしか、近年では新型インフルエンザ、そして新型コロナウイルス。その度に、人類はワクチンや治療薬を開発し、環境の変化に適応しながら、未来を切り開いてきた。
一方で、過去の歴史からも言えるように、人類を脅かす感染症は定期的に発生し、地球温暖化などによって感染症のリスクはこれからも続いていく。
新型コロナウイルス感染症におけるワクチン開発を進めているKMバイオロジクスの取り組みを紹介しながら、今後予期せぬ感染症やそこから発生する社会課題とどう向き合っていくか、また熊本に本社を置く企業として地域社会を見つめ、住み続けられるまちづくりとは、パートナーシップはどうあるべきかについて考え、社会課題解決に向けた議論としたい。

ファシリテーター:濱本 伸司 氏 一般社団法人フミダス 代表理事
永里 敏秋 氏 KMバイオロジクス株式会社 代表取締役社長
成尾 雅貴 氏 一般財団法人くまもとSDGs推進財団 代表理事
林 信吾 氏 一般財団法人くまもとSDGs推進財団 専務理事

■協賛:KMバイオロジクス株式会社

ブレイクアウトセッション⑥

17:25 − 18:30

動く喜び、動ける幸せ。
運動器の健康が人生100年時代の持続可能な社会をつくる!

超高齢社会を迎え、ポストコロナの生き方が問われている今日、運動器の健康を通して、一人ひとりが、心身共に健やかで実りある日々を過ごすための提言を行います。
子どものあそび・スポーツと運動器の成長・発達、女性のからだと宇宙、無重力の中のからだの動きや運動器(骨、筋肉など)への影響、宇宙飛行士の健康診断と体力評価、高齢者の寝たきり・介護予防、日光・水・栄養と宇宙・運動器の健康など様々な話題を介した討論から「人生100年時代」に向けた健康づくりの知恵を見出します。

ファシリテーター:松下 隆 氏 福島県立医科大学 教授
山崎 直子 氏 宇宙飛行士
三上 容司 氏 独立行政法人労働者健康安全機構 横浜労災病院 副院長

■企画:公益財団法人運動器の健康・日本協会
■後援:エーザイ株式会社、第一三共株式会社、久光製薬株式会社
※本セッションは、アーカイブ配信はございません

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