サステナビリティ(持続可能性)とブランディングをテーマに情報発信している「サステナブル・ブランド・ジャパン」。12月に掲載した記事のなかから、最も読まれた上位5本を紹介する。
1位
「ソトコト」を発行する木楽舎(小黒一三社長)と、APECなどの国際会議の装花を手掛ける華道家の前野博紀氏は、11月30日、フードロスを考える「Thank FOOD プロジェクト」を発足した。12月1日から期間限定で、規格外で廃棄される野菜を使った料理を提供するレストランをオープンする。曲がったキュウリや、二股に分かれた大根などをアートとして楽しみながら食事し、多くの人に規格の概念を改めて考えてもらうきっかけをつくる。
http://www.sustainablebrands.jp/news/jp/detail/1188513_1501.html
2位
環境NGOや科学者らの呼び掛けに応え、国内の水産大手が持続可能な水産業を誓う書面に相次いで署名した。丸紅や日本水産(以下、ニッスイ)など6社は11月30日、WWFジャパンの「太平洋クロマグロ保全の誓い」に賛同。ニッスイは12月14日、ストックホルム・レジリエンス・センターの科学者らと持続可能な水産業を構築していく国際宣言にも署名した。この国際宣言には、水産分野で世界最大手のマルハニチロも参加している。
http://www.sustainablebrands.jp/news/jp/detail/1188627_1501.html
3位
英化粧品ブランドのラッシュは、動物実験の廃止を促進するためにラッシュプライズを開催している。同コンテストは、動物実験代替法の研究などを行う個人や団体に賞金総額35万ポンド(約5000万円)を授与しており、同分野では世界でも最大規模のコンテストだ。新設された若手研究者部門アジア賞に11月18日、大阪市立大学大学院医学研究科の辰巳久美子氏が選ばれた。
http://www.sustainablebrands.jp/news/jp/detail/1188527_1501.html
4位
JTグループはこの3年間で、サステナビリティ戦略を着実に進めてきた。サステナビリティレポートの改革に始まり、マテリアリティの特定、国内外でのステークホルダーダイアログの開始、人権方針の策定――。2013年に同社で初めてCSR専任の執行役員に着任し、サステナビリティ戦略を統括する永田亮子・執行役員CSR担当に話を聞いた。
http://www.sustainablebrands.jp/article/interview/detail/1188525_1533.html
5位
フランスのオーガニック専門店「ビオセボン」がイオンと提携し、日本で店舗展開することになった。月に2店出店という急速な多店舗展開を進める、仏オーガニック専門店の新星だ。取り扱い商品はほぼ100%オーガニックという「ビオセボン」とはどういう会社なのか、日本でどのような商品戦略を進めるのか。エロディ・アベカシス・マーケティング部長に聞いた。
http://www.sustainablebrands.jp/article/story/detail/1187734_1534.html