サステナビリティ(持続可能性)とブランディングをテーマに情報発信している「サステナブル・ブランド・ジャパン」。11月に掲載した記事のなかから、最も読まれた上位5本を紹介する。
1位
1990年代から日本の環境経営をリードしてきたリコー。加藤茂夫氏は2015年春から、同社のサステナビリティ戦略で陣頭指揮を執る。2015年12月のCOP21(パリ会議)の会場では、世界がこれから「低炭素ではなく脱炭素」で動くことを確信した。その「持続可能性と成長の二兎を追う」戦略とは―。加藤執行役員に森 摂・オルタナ編集長がインタビューした。
http://www.sustainablebrands.jp/article/interview/detail/1188315_1533.html
2位
農薬・医療の大手企業、独バイエルは9月、遺伝子組み換え種子の世界最大手、米モンサントの買収を発表した。両国での独禁当局の承認が得られれば、この合併で巨大な農薬・遺伝子組み換え企業が出現する。仏飲食業界のウェブ有力誌「アタビュラ」は、合併に危機感を表明する飲食業界人247人の合同公開状を発表した。同誌発行人の発案によるもので、ミッシェル・ブラス氏ら著名シェフも署名している。同誌は英仏西語でネット署名を呼びかけている。
http://www.sustainablebrands.jp/news/os/detail/1188323_1531.html
3位
サステナブル・ビジネス・プロデューサーとして活躍する、足立直樹・レスポンスアビリティ代表取締役によるコラムシリーズ「サステナブル・ブランドの作り方」の第4回。世界で最も有名なブランド、コカ・コーラを取り上げて、「前向きでハッピーな気持ちを味わえるひとときをもたらすこと」というミッションが、なぜ「サステナビリティ」なのかを解き明かす。
http://www.sustainablebrands.jp/article/sbjeye/detail/1188301_1535.html
4位
武田薬品工業はアジア・アフリカの途上国で、医療従事者の研修や出生登録のデジタル化など母子保健の課題解決に取り組む医療支援プログラムを開始する。プラン・インターナショナル・ジャパンなどの国際NGOと連携し、プログラムによって3年から5年かけて中長期的に実施する計画。国連で昨年採択されたSDGs(持続可能な開発目標)達成にも貢献する取り組みだ。
http://www.sustainablebrands.jp/news/jp/detail/1188343_1501.html
5位
細田悦弘・キヤノンマーケティングジャパンCSR本部CSR企画推進部主席によるコラムシリーズ「CSRブランディング最前線」の第7回。「社会課題解決」を、明日のビジネス・オポチュニティと捉えている。ドラッカーやコトラーを引用し、生活者が直面する社会課題に着眼し、ビジネスで解決すれば、マーケットが開拓でき消費者が広がる、と説く。
http://www.sustainablebrands.jp/article/sbjeye/detail/1188346_1535.html