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MiiRやStanley などステンレスボトルのブランド、サプライチェーンのサステナビリティ実現に向け連携

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日本でも販売されているステンレスボトルの米ブランド「Klean Kanteen」「MiiR」「Stanley」「YETI」はこのほど、4ブランドが共有する製造サプライチェーンでのCO2排出量を削減する機会や取り組みで連携すると発表した。連携プロジェクト「Drinkware CoLab」は、米アウトドア産業協会(OIA)が掲げる2030年までに世界初のクライメートポジティブな(温室効果ガスの排出量より削減量が多い)産業になるという脱炭素目標の達成に向けた大きな取り組みの一環だ。

4つのブランドや同協会が掲げる気候変動目標に賛同するアウトドアブランドは、耐久性のある食料・飲料容器を製造する過程で発生する環境負荷を低減するための改革を進めている。まず目指すのは、サプライヤー企業の再生可能エネルギーへの完全な移行と科学的根拠に基づく削減目標の策定だ。

1913年創業の老舗ボトルブランド「Stanley(スタンレー)」でグローバルの代表を務めるテレンス・ライリー氏は「高く評価されている他のボトルブランドと連携し、製品の総体的な環境負荷を低減する取り組みに参加できて光栄だ。今回のようなサプライヤー企業との関わりを深める連携は、われわれが共有する温室効果ガスの排出量削減目標を達成し、製造するすべてのボトルの持続可能性を継続して向上していくために不可欠だ」と語る。

MiiR(ミアー)のギビング&サステナビリティの責任者であるデボン・リチャードソン氏は「気候変動の脅威は現実に差し迫ったもので、最も脆弱な人々が影響を被る。真の変化をもたらす唯一の方法は協力すること」と話す。

「Drinkware CoLab」に参加する企業は中国に一次サプライヤーを持つブランドだ。アウトドアの協会は、一次サプライヤーの施設のエネルギー効率や温室効果ガス排出量の測定などあらゆる面から「Drinkware CoLab」の活動を支援し、進捗の管理を行う。今回のプロジェクトにかかる予算は、参加するブランドとそのサプライヤー、今回の取り組みのために集められた第三者それぞれの資金により賄われる。さらに、サステナビリティに特化したコンサルティング企業が、施設の取り組みを評価し、脱炭素に向けたロードマップを策定するなどし、改善点や削減目標、進捗状況を確認・監督する役割を果たすという。

Klean Kanteen(クリーンカンティーン)の共同経営者のジェフ・クレスウェル氏は、「今回の連携により、一社では成し遂げられないような意味のある進展を果たすことが可能になるだろう。これは、アウトドア業界のサステナビリティの取り組みの基本である、団結して変化を起こすという考え方を示す好事例でもある」と話している。

YETI(イエティ)の製品管理の責任者を務めるハンナ・マーラ氏は「われわれはアウトドアを愛しており、次の世代の人たちのために自然を維持したい。こうしたコラボレーションが業界全体に広がり、変化をもたらし続けられることに期待する」と語る。