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持続可能な魚食の国際コンペ、日本チームが決勝進出

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持続可能な魚食を国内に広めようと日本の料理人と科学者、ジャーナリストなどが立ち上げた活動団体「シェフズ・フォー・ザ・ブルー」が、サステナブルシーフード・プロジェクトの国際コンペティションで決勝に勝ち進んだ。約10倍の応募者から選ばれたもので、決勝に進んだのは、日本、韓国、インドネシア、ペルーの4プロジェクト。優勝者には、コンペを主催するシーウェブ(本部:米ワシントンDC)が、活動資金1万ドルなどを提供する。(瀬戸内 千代)

「シェフズ・フォー・ザ・ブルー」のメンバー

シーウェブは2002年から国際シーフードサミットを開催してきた非営利組織で、2006年以降、サステナブルシーフードをリードする個人や企業に「シーフード・チャンピオン賞」を授与してきた。プロジェクト支援を目的とする「コ・ラボ(Co-Lab)」というコンペは今年が初開催となる。

約40の応募者からファイナリストに選ばれた日本の「シェフズ・フォー・ザ・ブルー」は、水産資源の現状に危機感を覚えた人々によって2017年に発足した。

フレンチの人気店「シンシア」(東京・渋谷区)の石井真介オーナーシェフをはじめとする都内のシェフ約30人を中心に、研究者、NGO、企業、個人などが分野を越えて集い、トークショーやフードトラックイベントを通して、サステナブルシーフードの情報を外へ発信してきた。

シーウェブは、ファイナリスト4者の活動内容をホームページに掲載し、オンライン投票を受け付けている。魚食に関心を寄せる世界中の人々が勝者を選ぶという設定だ。選ばれた1チームには、賞金と、シーウェブの人脈を生かした1年間の活動サポートやアドバイスを提供するという。

シェフズ・フォー・ザ・ブルー世話人の佐々木ひろこ氏は、「資源保護の点で先を行くグローバルコミュニティと、日本社会に影響力を持つシェフたちが対面でつながることで、今後大きなインパクトが期待できる」と、コンペ優勝に期待を込めた。

2月中旬まで4位だった同チームの順位は、多くの支持者を抱えるシェフたちがSNSなどで投票を呼び掛け始めたその日に2位まで上昇した。投票は3月10日で締め切られる。

シーウェブ「コ・ラボ2018」投票サイトはこちら

瀬戸内 千代 (せとうち・ちよ)

海洋ジャーナリスト。雑誌「オルタナ」編集委員、ウェブマガジン「greenz」シニアライター。1997年筑波大学生物学類卒、理科実験器具メーカーを経て、2007年に環境ライターとして独立。自治体環境局メールマガジン、行政の自然エネルギーポータルサイトの取材記事など担当。2015年、東京都市大学環境学部編著「BLUE EARTH COLLEGE ようこそ、「地球経済大学」へ。」(東急エージェンシー)の編集に協力。