SUSTAINABLE BRANDS JAPAN のサイトです。ページの先頭です。

SUSTAINABLE BRANDS JAPAN のサイト

ブランドが社会とつながる、持続可能な未来へ  「サステナブル・ブランド ジャパン」 提携メディア:SB.com(Sustainable Life Media, Inc.)

ソーシャルな商品に特化した店舗が代官山にオープン

ソーシャルプロダクツが並ぶ店内

オーガニックやフェアトレードなど人や地球に優しい商品(ソーシャルプロダクツ)を専門に扱うショールームが9月30日、代官山にオープンした。運営するのはインターネット上で、ソーシャルプロダクツのショッピングモールを手がけているSoooooS.カンパニー(東京・中央)だ。ソーシャルな商品に特化した実店舗は珍しく、実際に触れて見られることで、エシカルな消費につながるか注目される。(辻陽一郎)

代官山の駅から歩いて3分ほどの場所、おしゃれな雑貨屋などが並ぶ一角に、ソーシャルプロダクツを展示・販売するショールーム「ソーシャルスクエア代官山」はある。

同社の代表を務める中間大維さんは、代官山という立地を選んだ理由を「特定のスポットがある場所ではなく、偶然のエリアであることにこだわった。まち歩きをしている人が、なんだろうと思って立ち止まり、発見してもらう。そこで、世の中にこんなものがあるんだと知ってもらいたい」と話した。

野生鹿革の財布や靴、ペットボトルをリサイクルした再生フェルトのバッグ、アルメニア高地産の天然素材100%からなる化粧品など、ストーリー性のある商品が並ぶ。人や地球に優しい商品というだけでなく、どれもデザインや素材など製品としての質も高い。

同社が重視していることの一つに作り手の思いや背景といったその商品のストーリーを感じてもらうことがある。鹿革の商品には、野生鹿の生息数が増えすぎ、生態系への影響があるため駆除するのであれば、価値ある有効資源として活かすためという思いが込められている。

中間代表は「ソーシャルプロダクツの関心は高まってきている。ソーシャル顕在層は20―25%ほどいる。この場で自分に合う商品と出会い、自分らしいライフスタイルに取り入れていってほしい」と語った。

辻 陽一郎 (つじ・よういちろう)

オルタナ特約記者、NPO新聞代表。フリーライターとして、NPO・NGOやボランティア、ソーシャルベンチャー、企業のCSRなどを中心に取材。

NPO新聞