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ネスカフェ「オーガニック」投入、日本でも成長見込む

ネスカフェ ゴールドブレンド オーガニック80g

ネスレ日本は9月1日、可溶性コーヒーの基幹ブランド「ネスカフェ ゴールドブレンド」に「オーガニック」(有機栽培)認証品を投入した。原材料にコロンビア産の有機豆を100%使用し、有機加工食品として有機JAS規格の認定を受けた。(オルタナ編集部=沖本 啓一)

国内のオーガニックコーヒー市場は拡大しているが、基幹商品に投入する事例は極めて珍しい。

有機コーヒー豆は、JAS法に基づいて、農薬、化学肥料などは使用しないことを基本とし、環境負荷をできる限り低減した栽培管理方法を採用する農場で生産されている。さらに加工段階を経ても総重量のうち95%以上(水、食塩を除く)が有機食品である場合のみ有機加工食品と認定される。

ネスカフェに有機認定品を投入した理由についてネスレの村田敦・広報担当は「コーヒー市場に占めるオーガニックの構成比は1%未満と小さいが、主力の『ゴールドブレンド』ブランドから新製品を投入することで、市場を拡大できる」と見込む。

食の安全・安心や環境問題に関心が持つユーザーは確実に増えている。実際、国内のオーガニックコーヒー市場は年平均10%以上の伸び率で拡大しているという(同社調べ)。

価格は約40杯分の80gで1202円(希望小売価格・税抜き)。「ネスカフェ ゴールドブレンド」が同量で869円(同)なので約38%高いが、同社では「マーケットには受け入れられるのでは」と期待する。

「今秋で発売50周年を迎えた『ネスカフェ ゴールドブレンド』ブランドから、オーガニックコーヒーを新たに市場へ投入することで、消費者に向けた新たなコーヒー文化の提案をしていきたい」(村田さん)と意気込んでいる。