• 公開日:2017.05.19
持続可能性とブランディング柱に企業コミュニティ始動
    • 池田 真隆

    世界12 都市で展開されている「サステナブル・ブランド国際会議(以下SB国際会議)」を日本で主催する博展は5月17日、法人会員制度「SB-Japan フォーラム」を立ち上げた。同制度では、経営に持続可能性を導入し、自社のブランディングを高めていくためのノウハウを共有する。スペシャルアンバサダーとして、国連グローバル・コンパクトのボードメンバーである有馬利男氏や三菱総合研究所・小宮山宏理事長が就く。
    同制度では、サステナビリティとブランディングに関心を持つ企業やNPO関係者、教育機関などが対象。年に5回、事業に社会性を取り入れながらファンを増やす「ソーシャルブランディング」やCSR/CSVの「社内浸透」などをテーマにワークショップを開く。

    今年3月に開催されたサステナブル・ブランド国際会議2017東京にはCSRやマーケティング関係者らが集まった

    SB国際会議は世界12都市に広がるネットワークで、法人会員の情報を国内だけでなく海外へ発信することもできる。法人会員への登録は有償で今年度中に50企業・団体を集めることを目指している。

    博展はSB国際会議を今年3月に東京・六本木で開いた。日本初となるカンファレンスには、2日間で1300人のビジネスパーソンが来場した。来年3月にも開催を予定しており、テーマは「REDEFINING the GoodLife(グッドライフの再定義)」。

    ■法人会員制度「SB-Japan フォーラム」については、edi(a)sustainablebrands.jp までお問い合わせください。*(a)を@に変えて送信してください。

    written by

    池田 真隆(いけだ・まさたか)

    株式会社オルタナ オルタナ編集部 オルタナS編集長

    1989年東京都生まれ。立教大学文学部文芸思想学科卒業。大学3年から「オルタナS」に特派員・インターンとして参画する。その後、編集長に就任し現在に至る。オルタナSの編集及び執筆、管理全般を担当。企業やNPOなどとの共同企画などを担当している。 「オルタナ」は2007年に創刊したソーシャル・イノベーション・マガジン。主な取材対象は、企業の環境・CSR/CSV活動、第一次産業、自然エネルギー、ESG(環境・社会・ガバナンス)領域、ダイバーシティ、障がい者雇用、LGBTなど。編集長は森 摂(元日本経済新聞ロサンゼルス支局長)。季刊誌を全国の書店で発売するほか、オルタナ・オンライン、オルタナS(若者とソーシャルを結ぶウェブサイト)、CSRtoday(CSR担当者向けCSRサイト)などのウェブサイトを運営。サステナブル・ブランドジャパンのコンテンツ制作を行う。このほかCSR部員塾、CSR検定を運営。

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