• 公開日:2017.04.20
GRIスタンダード、G4からの大きな変更点はなし

    G4をよりモジュール化した「GRIスタンダード」

    サステナビリティ・レポートのガイドラインとなる、GRI(Global Reporting Initiative)の最新版「スタンダード」の日本語訳が完成した。新たなバージョンになったのではなく、フォーマットを改良したため、主要コンセプトや開示事項については、GRIガイドライン第4版(G4)と比べて大きな変更はない。開示項目を統合したり、重複したものは削除したりしたので、G4より項目数は減っている。今までG4を活用していた企業への影響は少ないようだ。(オルタナ編集部=松島 香織、小松 遥香)

    構成について

    【100シリーズ】
    3つの共通スタンダードから構成。サステナビリティ・レポートを作成するすべての組織が対象となる。
    ・GRI 101:活用方法などの基本的な情報を記載
    ・GRI 102:組織に関する一般開示事項を記載
    ・GRI 103:マテリアルな項目に関するマネジメント手法を記載

    【200~400シリーズ】
    33の項目別スタンダードから構成。企業は、それぞれのマテリアリティに基づいて、項目別スタンダードから必要なものを選び、活用する。
    ・GRI 200:経済項目について掲載
    ・GRI 300:環境項目について掲載
    ・GRI 400:経済項目について掲載

    要求事項がより明確に

    報告書に求められる事項が明確化され、要求事項と推奨事項、手引きの3つに分かれている。

    2つの活用方法

    スタンダードに準拠して報告書を作成する。もしくは、GRIスタンダードの中から必要なものを選んで報告書を作成する。ただし、一部のみ使用する場合には、GRIスタンダードのどこを参照したかを記載する必要がある。どちらの場合も、GRIに使用した旨を報告する必要がある。

    発効日について

    GRIスタンダードの発効日は2018年7月1日。だが、それ以前から積極的な活用が望ましい。

    News
    SB JAPAN 新着記事

    【編集局コラム】6月が終わっても、「虹」はかかり続けるか
    2026.06.25
    • コラム
    • #人権
    • #ダイバーシティー
    • #人的資本経営
    Netflixドキュメンタリー『プラスチック・デトックス』に見る、脱プラ生活のリアル
    2026.06.24
    • ニュース
    • #プラスチック
    「個人の意識啓発は限界」 鎌田安里紗氏が対話と体験で挑む、ファッション業界の構造変革
    2026.06.22
    • インタビュー
    • #エシカル
    「Pride Action30」賛同が100社を突破 LGBTQ+支援で企業が連帯
    2026.06.19
    • ニュース
    • #パートナーシップ
    • #人権
    • #ダイバーシティー

    Ranking
    アクセスランキング

    • TOP
    • ニュース
    • GRIスタンダード、G4からの大きな変更点はなし