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三井化学、屋久島保全の取り組みを動画で配信

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木の香りを生かしたベンチは、住民や観光客に好評だ

三井化学は、3月16日、屋久島でのCSR/CSV活動を動画配信した。三井化学グループが取り組む「世界遺産応援プロジェクト」の一環で、屋久島町に杉の間伐材を使用したベンチを寄贈。2年以上経ち、ベンチのメンテナンスする必要があったことから、屋久島町の協力を得て、自社製品で再塗装をする様子を動画にした。約2分強の作品だが、三井化学のCSR活動や屋久島町の森林管理の様子を知るだけでなく、屋久島の美しい緑も堪能できる。(オルタナ編集部=松島 香織)

屋久島は1993年に日本で初めて、世界自然遺産に登録された。三井化学はCSRの取り組みとして「世界遺産応援プロジェクト」を始め、屋久島町長に困りごとがないかをヒアリングした。

そこで観光地に休憩できるベンチが無いことを知り、2014年9月に、屋久島の杉の間伐材を使ったベンチを12脚寄贈した。製作は屋久島の杉加工職人に依頼し、屋久島国立公園の荒川登山口や千尋の滝などに設置した。ベンチの保護塗料には、自社製品の「ノンロット(R)」を使用した。

屋久島は高温多湿で、雪が降るなど過酷な環境にある。「ノンロット(R)」は、木材が本来持つ通気性(調湿性)を最大限活かしながら、撥水性、耐UV性、防腐・防カビ・防虫性の機能があるという。

通常の2倍から6倍の精油成分を含み、木の香りを生かしているため、「住民の皆さまには大変好評です」とコーポレートコミュニケーション部広報グループの松永有理課長は話す。

今後、「世界遺産応援プロジェクト」では、屋久島だけでなく、困りごとを探す活動を各地に広げていく予定だ。松永課長は「CSR活動を通じて、塗料の品質向上やマーケティングにつなげていきたい」と話した。

松島 香織 (まつしま・かおり)

企業のCSRや広報・IR部署を経て、SDGs、働き方改革(ダイバーシティ)、地方創生などをテーマに取材中。