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本社ビルが「LEED」の最高評価―日本コカ・コーラ

LEEDの最高評価「プラチナ」を取得した本社ビル

日本コカ・コーラの本社ビル(東京・渋谷)が、国際的な建築物の環境性能評価制度レベル「LEED」の最高評価「プラチナ」の認証を取得した。本社ビルは2016年7月から稼働したが、積極的に水やエネルギーの効率的利用や持続可能な材料や資材の利用など工夫してきた。特に評価の高かった節水と省エネルギーでは、米国の法定基準を大きく上回った。同社はプラチナを取得したビルを「サステナビリティのひとつのかたち」としている。(オルタナ編集部=松島 香織)

LEED (Leadership in Energy and Environmental Design)は、米国グリーンビルディング協会が開発した建築物の環境性能評価システムだ。日本コカ・コーラの本社ビルは、特に、節水、省エネルギー、室内環境の項目で高い評価を得て、プラチナの認証取得につながった。

「プラチナ取得を目指して準備してきました。米国には法定基準がありますが、日本の本社ビルのほうが環境性能を上回る結果となりました」と日本コカ・コーラ広報・パブリックアフェアーズ本部広報部の飯田征樹ブランドPRマネジャーは話した。

節水はコカ・コーラシステムが推進する「ウォーターニュートラリティー」(製品に使った量と同じ量の水を自然に還元すること)の考えに基づき、雨水の再利用や節水型の器具を設置した。米国の法定基準「Energy Policy Act」で定めた基準の60%上回る節水を実現した。

省エネルギーでは、効率の良い空調機器を選定したり、LED照明を全面採用したりすることで、同基準を38%上回るエネルギー削減(コスト比)を実現した。

ビルは、赤や緑などのブランドカラーの用い、社員同士のコミュニケーションを促進するため、吹き抜け型の階段を用いるなどの設計がされている。今までは、年に1回、従業員のファミリー向けにビルを公開してきたが、一般に向けた公開の予定はないという。

松島 香織 (まつしま・かおり)

企業のCSRや広報・IR部署を経て、SDGs、働き方改革(ダイバーシティ)、地方創生などをテーマに取材中。