• 公開日:2016.10.18
育児で時短勤務をする薬剤師のための薬局がオープン
    • 枝松 麗

    薬樹薬局鷺沼3号mammy(マミー)店の店内。東急田園都市線鷺沼駅北口から徒歩2分の場所に立地する

    首都圏を中心に保険薬局を運営する薬樹(神奈川・大和)は、同社で育児の短時間勤務制度を利用している薬剤師専用の薬局を神奈川県川崎市内にオープンした。子育てをしながら働きやすい職場環境をつくると同時に、薬剤師が自身の妊娠・出産・育児で得た経験を生かし、妊婦や育児中の利用者にきめ細かい健康上のサポートを行うことが狙い。

    薬剤師の女性比率が高いこともあり、同社ではこれまで女性が働きやすい職場環境の整備を進めてきた。その一環として導入している育児短時間勤務制度は、育児休暇明けから子どもが3歳になるまで1日2時間までの短時間勤務ができる制度だ。

    しかし、店舗でのシフト調整が複雑になる、フルタイムで勤務している他の従業員に気兼ねしてしまうなどの課題があった。そこで、これらの課題を解決できる店舗として「薬樹薬局鷺沼3号mammy(マミー)店」がオープンした。

    勤務する薬剤師のうち1名が9~17時、もう1名が9~16時半の育児短時間勤務制度を利用しており、勤務時間が同店舗営業時間の9~17時(月~金)とほぼ同一であることから、育児をしながら店舗での勤務が可能となる。

    浦田奈美ストアマネージャーは、「フルタイムで働いている方に対して、先に帰る際の申し訳ない気持ちが軽減された。また、掃除や閉店業務を含めて他の方に任せたりお願いする必要がなく、様々な業務を担当できるのでやりがいを感じる」と語る。

    また店舗には、おむつ交換台を設置したほか、葉酸や排卵日・妊娠検査薬、子ども向けの飲薬補助商品などを取りそろえ、妊婦や育児中の客が利用しやすい店づくりを行った。 「自分の子どもに薬を飲ませることも多く、離乳食を始めているか否かで飲み込みが異なるなど、経験で得た知見をお客様に還元していきたい」(同ストアマネージャー)と、育児中の経験を生かしたアドバイスやサポートを積極的に提供していきたいという。

    written by

    枝松 麗(えだまつ・うらら)

    ライター・コピーライター

    制作会社を経て、2002年よりライターとして独立。ナショナルブランドの広告をはじめ企業やNPOの広報誌、環境省の生物多様性プロジェクトなど、持続可能なライフスタイルを追求すべく環境・CSRの領域で取材・執筆を行う。

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