• ニュース
  • 公開日:2018.10.04
  • 最終更新日: 2025.03.02
島忠、エサの一部売り上げを野良猫の保護活動へ寄付

家具販売やホームセンターを展開する島忠は10月から、野良猫を保護する取り組みへの寄付を集める活動「お買い物でネコダスケ」を始めた。同社の店舗で猫のエサを買うと、その売り上げの一部が、保護猫活動を行うネコリパブリック(岐阜県岐阜市)に寄付される仕組み。猫の里親探しなどネコリパブリックが展開する保護猫活動への支援を通じ、多くの人に殺処分などの問題について関心を持ってもらう考えだ。(オルタナ編集部=堀理雄)

猫の殺処分数は近年減少が続いているものの、2016年度は年間で約45000匹といまだに数多くの猫が殺処分されている(環境省「犬・猫の引取り及び負傷動物の収容状況」より)。

島忠ではこうした現状の認知を高めようと、飼い主の見つからない猫の譲渡会や、寄付金の募集、保護猫キャンペーンなどの取り組みを続けてきた。同社のホームセンターで展開するペットショップでは従来からペットを販売してきたことから、保護猫活動の取り組みに力を入れるようになったという。

今回寄付を行うネコリパブリック社は、2022年までに猫の殺処分ゼロを目標に掲げ、飼い主の見つからない保護猫の里親を探す活動などを展開。また岐阜、東京、大阪、広島の各地で「保護猫カフェ」を運営している。

同社の広報担当者は、「猫を飼っている人も飼っていない人も、多くの人が猫の置かれた現実を知ってもらうきっかけになれば」と述べた。

Related
この記事に関連するニュース

ベトナムの子どもたちに笑顔を届ける、森永乳業の幼稚園給食支援プログラム
2024.10.30
  • ニュース
  • スポンサー記事
Sponsored by SUSCOM
  • #エシカル
  • #人権
有機食材を使うオーガニック給食、全国へ広がり――その背景と波及効果とは
2024.10.21
  • ニュース
  • #エシカル
  • #地方創生
必要なのは、企業と消費者がともに踏み出す一歩。 サステナブル・シーフードで、日本から水産業を変えていく
2024.09.18
  • ニュース
  • スポンサー記事
Sponsored by 株式会社シーフードレガシー
  • #エシカル
  • #生物多様性
日本の伝統工芸から探る、エシカルなものづくりのヒントとは
2024.06.18
  • ニュース
  • #エシカル
  • #地方創生

News
SB JAPAN 新着記事

AIの環境負荷を評価する「AIエネルギースコア」が登場 
2025.04.30
  • ワールドニュース
  • #テクノロジー
  • #AI
循環型経済に向けて、企業に求められることとは
2025.04.28
  • ニュース
  • #サーキュラーエコノミー
  • #プラスチック
「RE100」が「石炭混焼発電を禁止」に基準変更――日本の脱炭素戦略へ影響必至か
2025.04.28
  • ニュース
  • #再生可能エネルギー
  • #カーボンニュートラル/脱炭素
発酵と再生――微生物が導く未来の循環型社会
2025.04.25
  • ニュース
  • #リジェネレーション
  • #エコシステム

Ranking
アクセスランキング

  • TOP
  • ニュース
  • 島忠、エサの一部売り上げを野良猫の保護活動へ寄付