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  • 公開日:2016.07.15
  • 最終更新日: 2025.03.21
ワタミ、有機野菜100%のサラダを限定販売
    • 吉田 広子

    長野産有機ロメインレタスを使ったサラダ。250グラムの鶏もも1枚肉を使い、食べ応えのあるサラダに仕上げた

    ワタミは7月20日まで有機100%のロメインレタスのサラダを全国の「和民」「坐・ワタミ」253店で取り扱う。同社は北海道から九州まで全国11カ所で632ヘクタールの農場・牧場を展開し、有機農業の推進に取り組んでいる。有機菜サラダは、外食での野菜摂取向上を応援する「MOTTO VEGEプロジェクト」への賛同を機にメニュー化された。

    「有機ロメインレタスとケイジャンチキンのごちそうシーザーサラダ」(税別690円)は、グループ会社であるワタミファームが、長野県東御市の農場で栽培した有機ロメインレタスを100%使用している。

    ワタミグループは、安全・安心な食材を使った商品を提供するため、2002年に農業に参入。2016年5月末現在、ワタミファームが主体となり、全国11カ所で632ヘクタールの農場・牧場を展開し、有機農業の推進に取り組んでいる。ワタミグループは、農薬や化学肥料を使用しない有機農業を各地で発展させることで、環境負荷の低減や地域の活性化に繋がる持続可能な社会づくりを目指す。

    「MOTTO VEGEプロジェクト」は、キューピーとぐるなびが外食時の野菜不足を解消し、健やかな生活を応援したいという思いから始まった。現在5291店が参加している。

    written by

    吉田 広子(よしだ・ひろこ)

    株式会社オルタナ オルタナ編集部 オルタナ副編集長

    大学卒業後、ロータリー財団国際親善奨学生として米国オレゴン大学に1年間留学(ジャーナリズム)。2007年10月に株式会社オルタナに入社、2011年から現職。 「オルタナ」は2007年に創刊したソーシャル・イノベーション・マガジン。主な取材対象は、企業の環境・CSR/CSV活動、第一次産業、自然エネルギー、ESG(環境・社会・ガバナンス)領域、ダイバーシティ、障がい者雇用、LGBTなど。編集長は森 摂(元日本経済新聞ロサンゼルス支局長)。季刊誌を全国の書店で発売するほか、オルタナ・オンライン、オルタナS(若者とソーシャルを結ぶウェブサイト)、CSRtoday(CSR担当者向けCSRサイト)などのウェブサイトを運営。サステナブル・ブランドジャパンのコンテンツ制作を行う。このほかCSR部員塾、CSR検定を運営。

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