• 公開日:2016.01.22
イケア、難民支援キャンペーンで寄付金39億円に到達
    • 松島 香織

    イケアが2014年2月から2015年12月にかけて行った難民支援キャンペーンで、3080万ユーロ(約39億円)の寄付金が集まった。イケアストアとイケアのウェブサイトでLED製品を1つ買うごとに、IKEA Foundationが1ユーロを寄付する仕組み。寄付金はUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)を通して、アジアやアフリカ、中東のキャンプで暮らす難民に明かりと再生可能エネルギーを提供する。

    IKEA Foundationはイケアグループを所有するINGKA Foundationの慈善部門で、世界中の貧しいコミュニティーで暮らす子どもと若者の機会の向上を目的に、包括的で長期的なプログラムに資金提供を行っている。

    「難民キャンプに明かりを届けよう」キャンペーンで集まった寄付金は、アジアやアフリカ、中東のキャンプで暮らす数十万人の難民に明かりとエネルギーを提供するほか、数千人の子どもたちの通学支援にも役立てられる。

    寄付金によって、エチオピアとヨルダンで5万6000個以上のソーラーランタンの配布と720本以上の太陽電池式街灯が設置され、以前に比べて夜間も非常に安全に暮らせるになったという。

    バングラデシュでは廃棄物処理の改善に向け、22のバイオガスプラントが建設され、ヒトのし尿を処理して、調理用のグリーン燃料を生成している。これにより、200以上の難民の家族がこの恩恵を受けている。

    バングラデシュとチャド、エチオピアでは、3万7000人以上の難民の子どもたちが小学校へ通えるようになった。さらに、これらの国の740名の新任教師がトレーニングを受けることができた。

    イケアが支援する難民キャンプ(写真=EUECHO Pierre Prakash)

    written by

    松島 香織(まつしま・かおり)

    2016年株式会社オルタナ在職中に、サステナブル・ブランド ジャパン ニュースサイトの立ち上げメンバーとして運営に参画。 2022年12月株式会社博展に入社し、2025年3月までデスク(記者、編集)を務めた。

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