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ブランドが社会とつながる、持続可能な未来へ  「サステナブル・ブランド ジャパン」 提携メディア:SB.com(Sustainable Life Media, Inc.)
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リリース:サステナブル・ブランド、「ブランド変革」促す新たなネットワークを設立

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サステナブル・ブランド ジャパン編集局

サステナビリティに関するサービス提供事業者向け「SBアフィリエイト・メンバー・ネットワーク」

2019年11月19日 サンフランシスコ

米サステナブル・ブランド(以下、SB)はこのほど、サステナビリティに関するサービスを提供する事業者向けの新たなコミュニティ「SBアフィリエイト・メンバー・ネットワーク」を設立しました。設立メンバーには12企業・団体が参画しています。私たちは今後、未来において必要とされるブランドであるために、サステナビリティを取り入れ、ブランド変革を加速させる企業・団体は劇的に増えると考えています。

SB会員組織部門 統括責任者 ダレン・ベックは次のように述べています。

「SBアフィリエイト・メンバー・ネットワークは、コンサルタントや代理店、非営利団体、その他のパーパス(存在意義)に基づいたソリューションを提供する企業・団体が、それぞれの生み出すサービス・製品をより洗練させていくための拠点です。ここに集う企業・団体はサステナブルなブランドを生み出す案内役であり、サステナブルなブランドになることを実現する役割を担っています。本ネットワークは、互いに学び合い、それぞれの影響力を高めるフォーラムを実施していきます」

本ネットワークに加入する企業・団体は、メンバーが定期的に顔合わせをする機会である、SBのグローバルイベントや特定の参加者のみが参加できる会合に出席することができます。また、さまざまな有名企業が参画する米国SBコーポレートメンバーと毎年、協働する機会があります。SBデジタル・メディア・チャンネルでそれぞれのサステナビリティに関するニュースや知見を共有することができます。

特筆すべきは、メンバーに加入することで、SBが独自に開発したサステナブル・ブランドの実践・到達レベルを評価するツール SBブランド・トランスフォーメーション・ロードマップ(SBロードマップ) をそれぞれのクライアントに対して活用できる点です。本ツールは、サステナブル・ブランドになるまでの道筋を段階的に示し、「パーパス」「ブランド・インフルエンス」「オペレーションとサプライチェーン」「製品とサービス」「ガバナンス」という5つの分野における達成度を評価できるナビゲーション・ガイドです。

設立メンバーは、Acacia Blue Cares、Barkley、電通イージス・ネットワーク、FSC(Forest Stewardship Council®、森林管理協議会)、Global Strategy Group、博展、Latitude、Pixelis、Sustainability Academy Turkey、Sustainable Waves、The BrandBeing Consultant、URBANの12企業・団体です。

本ネットワークは各メンバー企業・団体に対して、競争前の基礎研究的な段階で、それぞれが集い、インスピレーションを得られ、成功事例を共有できる場を提供します。設立メンバーは、SBロードマップがどのように顧客との連携に幅広い枠組みを提供することができ、それらのブランドの変革と影響力を加速させられるかを正確に理解しています。

設立メンバーの一社である、電通イージス・ネットワーク(ロンドン)のソーシャル・インパクト部門責任者であるアンナ・イーストン氏は、参画についてこう語っています。

「世界最大のデジタル・コミュニケーション企業の一社として、私たちは、デジタル社会には社会に良い影響をもたらす大きな可能性があると考えています。だからこそ、企業をしてブランドの役割を変革しようと取り組んでいます。弊社では、国連の持続可能な開発目標(SDGs)に沿ったキャンペーンを通じ、社会により良い影響をもたらすために顧客と協働しています。
SBは、メディアや広告産業、大学などの研究機関、ブランドが新たなイニシアティブや調査、ツールの下で協働するプラットホーム・手段を提供しています。SBロードマップはその最たるものです。このツールがあることで、ブランドがパーパスを追求すると同時に利益も追求できているか、ブランドの影響力を活用しているか、さらにサステナブルなブランドになるためのカギとなる他の重要な側面にどれほど投資しているのか、その達成段階を評価することができます」

責任ある森林管理の普及を行うFSCのクリス・マクラーレンCMO(最高マーケティング責任者)はこうコメントしています。

「消費者ブランドは、社会にポジティブな変化をもたらす桁外れの影響力を持っています。FSCはSBとの関係を強固なものにできることを楽しみにしています。
今回の新たなパートナーシップは、われわれの連携するブランドが、FSC認証を使うことで、気候変動や生物多様性、労働、先住民の権利、そのほかの課題解決において主導的役割を果たそうと取り組んでいることを示すことのできる大きな可能性を秘めたものだと捉えています。同時に、われわれにとってもパートナーブランドにとっても、世界の森林においてFSCのポジティブ・インパクトを拡大するチャンスだと確信しています」

サステナブル・ブランドについて

サステナブル・ブランド(SB)は、2006年に米国で生まれた、グローバル・グローバルコミュニティです。「サステナビリティ(持続可能性)」をビジネスに取り入れ、自社の競争力とブランド価値を高める活動を推進しています。このSBコミュニティに参加するブランドは、この活動が中長期的な経済効果をもたすものとして捉え、実際にその成果を収めています。SBの創始者であるコーアンスカジニアは、環境や社会にイノベーションを起こし、新しいビジネス価値とブランド価値を実現する「インスピレーション」や「知見」をより多くのブランドに提供することを使命としてきました。

日本では2015年、米SustainableLifeMedia社と株式会社博展との提携により、日本におけるSBコミュニティ活動がスタートしました。SBは、複数のメディアや活動を通して「サステナビリティ」と「ブランディング(企業価値創造)」の統合を推進する企業の活動を支えています。

■「SBアフィリエイト・メンバー・ネットワーク」の詳細についてはこちらにお問い合わせください。 
engage@sustainablebrands.com

■本リリースについてのお問い合わせはこちらにご連絡ください。
Marie Perriard
Sustainable Brands
Senior Director, Global Brand
415.626.2212
mperriard@sustainablebrands.com
※恐れ入りますが、英語でお問い合わせください

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