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  • 公開日:2016.08.05
  • 最終更新日: 2025.03.21
ゲオ、子ども向けに古着の装飾スクール、楽しさ伝える
    • 池田 真隆

    プロのデザイナーからデザインについて学ぶ子どもたち=スーパーセカンドストリート大宮日進店で

    レンタルビデオチェーンを展開するゲオ(愛知県名古屋市)は7月25日、さいたま市で、子ども向けの「リユースデザインスクール」を開いた。CSR活動の一環で、プロのデザイナーが古着を装飾する技術を教えた。参加した子どもたちにも好評だったという。

    同スクールが開かれたのは、リユース事業を展開する、スーパーセカンドストリート大宮日進店。7月4日と25日に実施し、集まった子どもは、小学1~6年生で、合計28人の子どもとその親が参加した。

    子どもたちは5~6人のグループに分かれ、それぞれのグループにプロのデザイナーが講師として付いた。デザインの考え方や装飾の技術を教わった子どもたちは、古着に飾りつけを行い、楽しみながら、モノを大切にすることを学んだ。

    リユースデザインスクールを企画した経緯について、ゲオの水口茜・事業企画部リユース店舗企画CSR担当は、「地域とのつながりをより深いものに、そして、未来を担う子どもたちのために何かできることはないのかと考えたことがきっかけ」と話す。

    文部科学省は、近年の青少年をめぐる課題の一つに「地域の教育力の低下」があると指摘している。地域の大人からNPO、企業など、さまざまなセクターが力を合わせて子どもを育てる環境を整備することが求められている。

    次回のリユースデザインスクールは8月18、22日にスーパーセカンドストリート大宮日進店で開かれる。午前の部(10時~12時)と午後の部(14時~16時)に分かれている。

    written by

    池田 真隆(いけだ・まさたか)

    株式会社オルタナ オルタナ編集部 オルタナS編集長

    1989年東京都生まれ。立教大学文学部文芸思想学科卒業。大学3年から「オルタナS」に特派員・インターンとして参画する。その後、編集長に就任し現在に至る。オルタナSの編集及び執筆、管理全般を担当。企業やNPOなどとの共同企画などを担当している。 「オルタナ」は2007年に創刊したソーシャル・イノベーション・マガジン。主な取材対象は、企業の環境・CSR/CSV活動、第一次産業、自然エネルギー、ESG(環境・社会・ガバナンス)領域、ダイバーシティ、障がい者雇用、LGBTなど。編集長は森 摂(元日本経済新聞ロサンゼルス支局長)。季刊誌を全国の書店で発売するほか、オルタナ・オンライン、オルタナS(若者とソーシャルを結ぶウェブサイト)、CSRtoday(CSR担当者向けCSRサイト)などのウェブサイトを運営。サステナブル・ブランドジャパンのコンテンツ制作を行う。このほかCSR部員塾、CSR検定を運営。

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