地域ブロック:北陸エリア 富山大会(10月17日開催)開催概要
会期/開催場所 |
2021年10月17日(日)13:00~16:30 |
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定 員 | 30校 120名(程度) |
参加費 |
無料(事前登録制) |
開催内容 |
基調講演、テーマ別講演 |
主 催 |
サステナブル・ブランド ジャパン(株式会社博展) |
共 催 |
株式会社日本旅行 |
協 力 | 中越パルプ工業株式会社、YKK AP株式会社 |
後 援 | 環境省、富山県教育委員会、公益財団法人大阪観光局、シンガポール政府観光局、国連環境計画日本協会(一般社団法人日本UNEP協会)、特定非営利活動法人TABLE FOR TWO International、一般社団法人Fora、NPO法人日本持続発展教育推進フォーラム、富山テレビ放送株式会社、西日本旅客鉄道株式会社 |
メディアパートナー | サステナブル・ブランド ジャパン |
ご参加登録締め切り:10月8日(金)
プログラム
13:00~14:30 | 基調講演 | オープニング(ご挨拶)Sustainable Brands Japan(株式会社博展) Country Director 鈴木 紳介→スピーカープロフィール 株式会社日本旅行 代表取締役社長 小谷野 悦光→スピーカープロフィール 富山県 知事 新田 八朗→スピーカープロフィール |
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Z世代が主役となる日
MDGsに続き15年間という期間を定め施行されたSDGs。2021年現在、世界全体で取り組む開発目標はいよいよ中盤戦を迎えています。SDGsが施工された6年前、まだ社会を築いていく立場とは認識されていなかったZ世代は、今、そしてこれからの時代にどのような役割を担うのでしょうか。6年前とは世の中の仕組みや構造、前提が大きく変化した今、そしてSDGsのさらに先の未来を見据えるにあたっては、課題への取り組みや新たな課題発掘にもアップデートが求められます。体系的な解決を生むためには、これまでの積み重ねから未来を見据えるフォアキャスティングと、未来起点から今を逆算するバックキャスティングの融合が不可欠です。特に後者において、未来の主役であるZ世代の視点や今に担う役割は非常に大きな意味をもちます。SDGsの経緯や今、そして今後のビジョンから、Z世代が主役となる日、その意味合いと具体的なアクションを考えます。
NPO法人UMINARI 代表理事兼CEO 伊達 敬信→スピーカープロフィール |
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14:30~14:35 | 休憩 | |
14:30~16:30 | ・後半プログラムご紹介 ・テーマ別講演 ・質疑応答 |
後半プログラムご紹介
株式会社グロウス・カンパニー・プラス 代表取締役 サステナブル・ブランド国際会議 D&Iプロデューサー 山岡 仁美→スピーカープロフィール |
テーマ①ソーシャルグッドの作り方 講演タイトル:ソーシャルグッドの作り方~日本の竹100%の紙「竹紙」の話 SDGs目標#12「つくる責任 つかう責任」#15「陸の豊かさも守ろう」#17「パートナーシップで目標を達成しよう」 Presented by 中越パルプ工業株式会社 中越パルプ工業の竹紙の取り組みを紹介します。自らが動くことで社会的課題が解決に向かった事例を示し、自ら行動する人が増えることを願って講演します。 当社は富山と鹿児島に製紙工場を有する、総合紙パルプメーカーで、多種多様な原紙を製造販売しています。その中でも竹100%の紙「竹紙」は当社独自の取り組みです。 現代では竹に使い道がなく、手入れされないままの竹林が里山や森林に侵食する放置竹林問題が、全国的に広がっています。全国の竹林面積の1割を有する鹿児島県でも、毎年竹林整備で伐採された竹の行き場がなく、問題になっていました。20年以上前の話、当社の木材集荷担当者は、製紙原料として使われたことのない竹の処分を相談されました。通常であれば断るところ、担当は社会の問題をジブンゴトとして、自分の職域で解決を試みたのが始まりです。試行錯誤の末、伐採しても使いがなく厄介者だった竹を、年間最大2万トンも持続的に集荷して、製紙原料に活用しています。木材同様に購入することで、竹に新たな価値を作り、地域経済を創出しています。また、竹林が整備されることで、里山や隣接する森林での生物多様性保全に役立っています。 中越パルプ工業株式会社 営業本部 営業企画部 部長 兼 開発本部 上級調査役 西村 修→スピーカープロフィール |
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テーマ②リンケージ~連携思考~ 講演タイトル:リンケージ ~連携思考~ で挑む窓メーカーの社会課題解決 SDGs目標#3「すべての人に健康と福祉を」#13「気候変動に具体的な対策を」 Presented by YKK AP株式会社 YKK APは窓を中心とした建築パーツを製造する建材メーカーです。建材メーカーとして当社の技術や商品を通した社会課題の解決に向けた取り組みをご紹介します。 日本に約6200万戸も存在する住宅ストック。その約半数を占める戸建住宅のさまざまな問題が社会課題となっています。①激甚化する自然災害への対応、②熱中症やヒートショックによる健康被害、③空き家増加による地域の安全・安心への懸念、④新設住宅の減少による地域の雇用減少や経済停滞など、多くの問題を抱えています。 私たちYKK APは建築パーツメーカーであり、建築そのものを手掛けているわけではありません。しかし、そのノウハウと全国ネットワークを活かし、地域工務店と協働で中古住宅に新築以上の価値を与える「戸建性能向上リノベーション」という手法で課題の解決に挑戦しています。窓やドアだけで実現できることは限られていますが、そこからつながる好循環の連鎖が戸建住宅の抱える課題の解決に繋がっています。「戸建性能向上リノベーション実証PJ」の活動を日本全国に広げるプロジェクトのご紹介を通して、持続可能な社会の実現に向けた取り組みをご紹介します。 YKK AP株式会社 サステナビリティ推進部 部長 三浦 俊介→スピーカープロフィール |
※ 内容は予告なく変更することがございますので、予めご了承ください。
スピーカー紹介
【基調講演】
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知事昭和33年8月27日 富山市生まれ
趣味:旅行、映画鑑賞
好きな言葉:『One for all, all for one』
公益社団法人日本青年会議所第47代会頭(平成10年)、富山経済同友会特別顧問
昭和56年3月、一橋大学経済学部卒業。同4月、株式会社第一勧業銀行 入社。昭和58年1月、株式会社第一勧業銀行 退社、同2月、日本海ガス株式会社 入社。平成12年1月 日本海ガス株式会社 代表取締役社長に就任。平成30年1月、日本海ガス絆ホールディングス株式会社
代表取締役社長に就任。令和2年1月、日本海ガス株式会社 代表取締役社長を退任。同3月、日本海ガス絆ホールディングス株式会社 代表取締役社長を退任。 令和2年11月、富山県知事に就任 -
代表取締役慶應義塾大学卒業後、1982年日本国有鉄道(当時)入社。分割民営化に伴い87年西日本旅客鉄道入社。2001年日本旅行に入社し、経営管理部長、営業企画本部長を歴任。その後15年に代表取締役常務に就任、16年代表取締役専務、20年代表取締役副社長を経て、2021年代表取締役社長に就任。 2021年6月よりJATA(日本旅行業協会)副会長、訪日旅行推進委員長も務める。 日本旅行においては2019年12月24日にSDGs宣言を行い、観光資源の保全という視点から「人」「風景」「文化」というテーマを持ち、2030年の目標達成に向けてグループ会社含めた全社員の先頭に立ち取組を推進している。
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代表理事兼CEO学生時代、海洋プラスチックゴミ問題に取り組むNPO法人UMINARIを設立。当該法人代表理事。持続可能な農業及び水産業の推進・改革に係る国際VC(ベンチャー・キャピタル)、The Yield Lab 顧問。
持続戦略家として、国内外、製造業から都市開発に至る幅広い分野において、大手企業や中小ブランド、投資会社などあらゆる主体に対する助言と実装を行いサステナビリティの包括的推進に挑む。学生時代から国連との共同事業を立ち上げ多様なセクターを巻き込むなど「エコシステムの構築と全体最適」を専門とする。また、Z世代の一員として、学生をはじめとする若者のエンパワメントにも尽力する。
【テーマ別講演】
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営業本部 営業企画部 部長 兼
開発本部 上級調査役大学卒業後、当社に入社。原料材調達部門で多数の国内外集荷拠点の勤務を経て、現在は東京本社勤務。2009年より国産竹100%の紙に「竹紙」と名付け、その社会的取り組みを伝えることで、自社のブランディング活動を主導。エコプロダクツ大賞農林水産大臣賞、生物多様性日本アワーほ優秀賞など、毎年環境分野における数々の受賞を果たす。また、竹紙を活用した自社カレンダーは、国内外のカレンダー展で毎年大賞の受賞が続く。社外でも会社を活用しながらソーシャルグッドを実践。2013年より主宰する社会的課題を考えるキッカケを作るドキュメンタリー映画上映会「銀座ソーシャル映画祭」、8年間で開催120回を超える。2018年には大学生から社会人までが集う勉強会「朝活半径3メートルのSDGsアクション」も主宰する。
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サステナビリティ推進部
部長富山県出身。1997年新潟大学法学部を卒業後、YKK AP株式会社へ入社。いくつかの国内拠点で営業職を担当したのち、経営企画室、広報室を経て、現職であるサステナビリティ推進部を担当。
【Host】
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Country Director
株式会社博展早稲田大学理工学部を卒業後、株式会社リクルート入社。ITサービス事業の立ち上げに携わる。その後、IT業界に特化したプロモーション会社を設立。20年間、IT企業のマーケティング・コミュニケーション、ブランド、広報、営業戦略の企画・実施に従事する。2012年より株式会社博展で”エクスペリエンス・マーケティング”をコンセプトに掲げる同社の新規事業、デジタル事業、グローバル戦略を担当する。2015年にサステナブル・ブランド(SB)創設者のコーアン・スカジニア氏と出会い、翌年、SB-Japanを立ち上げる。2017年から毎年、SB国際会議を開催するほか全国各地でSBシンポジウムを行う。最近は、国内のイベント業界におけるサステナビリティの実践と定着にも力を入れ、各種セミナーで講師も務める。
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D&Iプロデューサー
株式会社グロウス・カンパニー・プラス 代表取締役航空会社勤務を経て、人材派遣会社の研修企画担当に。その後、人材育成への意欲から、大手メーカー系列のコンサルティング会社に移り、人財育成に関する開発・販促・広報などのマネジャー職から企業研修部門の統括部長までを務める。1000社ほどの組織変革に携わった後、独立。ビジネスフィールドの豊富なキャリアで様々な人材や組織づくりと関わり続け、自身の出産・育児との両立での管理職・起業などの経験から、多様性を活かす着眼点が持ち味である。HRコンサルタント、研修講師、講演と多方面で活躍中。そのテーマは「ダイバーシティ&インクルージョン」「ライフインワーク」「ディーセントワーク」「ミレニアル/ゼット世代」「組織変革」など幅広く、SDGsワークショップの実績も多数。サステナブル・ブランド・ジャパンコラムニストとしても連載中。
協力企業紹介
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中越パルプ工業は、1947年操業の総合紙パルプメーカーです。富山県と鹿児島県に製紙工場を有し、印刷用紙、高級板紙、クラフト用紙、新聞用紙など、生活に欠かせない多種多様な原紙80万トン/年を、木材チップから一貫製造しています。中でも日本の竹100%が原料の「竹紙」は、当社独自の取り組みとして、社会で高く評価されています。新素材セルロースナノファイバーの開発でも、木材のみならず竹の活用を進めています。
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YKK AP株式会社は、「窓」をはじめとした建築用プロダクツを、日本をはじめ海外11ヶ国/地域で製造・販売しています。「善の巡環」ー 他人の利益を図らずして自らの繁栄はない ー、という精神を事業活動の基本として技術力を磨いてきました。高品質な商品の提供を通して、世界中の人々に健康で快適な暮らしを提供し続けていくことが私たちYKK APの使命です。
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後援団体
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国連環境計画(UNEP)が発信するグローバルな環境情報の普及と、持続可能な開発のための環境活動の促進として、UNEPと自治体・企業・団体とのパイプ役となり、日本におけるUNEP関連事業の更なる拡大を図ります。
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TABLE FOR TWOは飢餓と飽食という世界規模で起きている食の不均衡の同時解消を目指し、2007年に日本で設立されたNPO法人です。先進国の私たちがヘルシーな食事を1食とるごとに、開発途上国の子どもたちに給食1食が贈られる取組を推進しており、開発途上国の栄養状態改善や教育機会整備、先進国では健康増進や肥満防止に貢献しています。
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一般社団法人Fora(フォーラ)は、中学校や高校を対象に「生徒の学び続ける意欲と能力を高めること」を教育目標におき、探究学習・キャリア教育プログラムの提供、企業等とのワークショップ新規開発、学校教育へのコンサルティングなどを行っています。また本格化する探究学習に向けたカリキュラム検討、教材提供、授業実施等を通して、「自分だけの解きたい問い」に挑戦する生徒を支援しています。
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NPO法人日本持続発展教育(ESD)推進フォーラムは、持続可能な社会を担う子どもの育成を目指し2009年に発足しました。教育界を中心に、政府や自治体、ユネスコなど公的機関や民間企業など多彩なメンバーで構成されています。産・官・学の連携の橋渡し役となって、持続可能な社会構築に参画する人間づくりを推進していきます。
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富山テレビ放送は国連が世界の報道機関に協力を呼びかける「SDGメディア・コンパクト」に加盟しています。
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メディアパートナー
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サステナブル・ブランド ジャパンは、米国を中心に欧米で『サステナビリティ』と『ブランド』をテーマとしたビジネスメディアとして広く認知されているSB.com の姉妹サイトとして、2016年6月にローンチしました。国内外のジャーナリストから寄せられるニュース、企業や官公庁のサステナビリティ戦略に迫るインタビュー、独自の視点でキーパーソンやトピックに切り込むトップストーリー、幅広い分野の専門家や第一線で活躍する実践者によるコラム、そして海外からの翻訳で伝える世界のニュースやコラム記事などの豊富なコンテンツを持つWEBメディアです。
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サステナブル・ブランドとは
2006年に米国で誕生したサステナブル・ブランド(SB)は、未来に選ばれるブランドであるために挑戦を続けるブランド・イノベーターが集う世界有数のグローバル・コミュニティです。
SBが創設以来目指しているのは、社会的・環境的課題を「ブランド・イノベーション」「価値創造」「ポジティブ・インパクト」を生み出すための重要な原動力と捉え、ビジネスリーダーやビジネスパーソンにきっかけを与え、世界を変えていくことです。
日本では本活動をサステナブル・ブランド ジャパンとして株式会社博展が推進しています。
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