• 公開日:2017.08.16
アップルやモンデリーズ、持続可能な包装材開発で前進 (1)
    • 米国サステナブル・ブランド編集部

    Image Credit: Apple Insider

    多くの企業にとって、包装資材の環境負荷をどう削減するかは課題だ。そんな中、米アップルや菓子大手の米モンデリーズ・インターナショナルなど一部の企業は着実に取り組みを進めている。(翻訳:梅原 洋陽)

    アップル
    アップルは2年前に森林保全プログラムを開始し、このほど、中国の32万エーカーの森で森林管理協議会(FSC)の認証を受け、同社の全製品に使用する包装資材はサステナブルな森林だけで十分まかなえると発表した。

    このプログラムは2015年に世界自然保護基金(WWF)と5年間の連携を結び、中国南部の州にある100万エーカーの森を適切に管理することを目的にして始まった。

    アップルの最初の目標は30万エーカーの森でFSC認証を受けることだった。同社はこれをわずか2年間で達成したわけだが、目標を達成するために、中国のFSC認証された紙パルプ業界最大の植林地域である湖南省と広西チワン族自治区にある企業と連携した。FSC認証を受けるために、これらの企業はWWFと共同で必要な森林管理計画を立て、保護価値の高い森林(High Conservation Value Forests:HCVF)の識別の方法を従業員に学ばせた。

    アップルが目指すクローズド・ループ・サプライ・チェーン

    アップルは4月に発表した「2017年環境責任報告書」で、再生可能な資源か再生された資源のみを用いる「クローズド・ループ・サプライ・チェーン」を構築するという挑戦的な計画を発表した。この発表は同社が引き続き包装に必要な資源を減らす方法を模索し、紙をより有効に活用できる技術を発展させていくという宣言だ。

    2016年度では、アップルの使用した13万1000メートルトンの繊維の62%はリサイクルされたもので、32%は適切な管理をされた供給源からのものだった。アップルの定めるサステナブル使用基準を満たさないファイバーの割合は1%以下だった。

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