サステナブル・ブランド 2019
愛知シンポジウム

20191129日(金)14:00 - 16:45
ウインクあいち 愛知県産業労働センター 12階 1201号会議室
参加費:無料

社会課題を踏まえた長期的視点での戦略
~経済・社会価値の向上(ESG/SDGsへの対応)、持続可能な地域社会づくり~

SDGsロゴ

真のサステナビリティ経営とは?を問われるシーンがグローバルで本格化しています。国内で頻発する大災害をはじめとした気候変動リスク、人権問題、多くの社会課題の解決に向けた取り組みが急務であり、国連が提唱する「持続可能な開発のための2030アジェンダ(SDGs)」の国際目標の達成まで、残すところ10年余りとなりました。サステナビリティと企業経営の融合を目指して、世界13カ国で開催している「サステナブル・ブランド国際会議」では、このたび、長期視点からの企業戦略あるいは、地方自治体における課題解決とSDGs/ESG経営をテーマに議論するシンポジウムを愛知県名古屋市にて開催いたします。今や、社会課題解決には、産業界と自治体やアカデミック、そして市民団体(NPO/NGO)が一体となった連携が不可欠です。当シンポジウムでは、グローバル経営を推進し中長期経営計画「MLMAP2023」をリリースした堀場製作所様をお招きし、同社の経営戦略にスポットを当て議論し、同時に「サステナブル・ブランド国際会議2020横浜」の来年2月の開催を前に、その狙いと今後の展開を皆さまと共有する場としたいと考えています。是非この機会に、皆さまのご参加をお待ちしております。
※Mid-Long Term Management Plan

サステナブル・ブランド国際会議2019東京
サステナブル・ブランド国際会議2019東京
サステナブル・ブランド国際会議2019 横浜シンポジウム
サステナブル・ブランド国際会議2019 横浜シンポジウム

開催概要

日 時 2019年11月29日(金)14:00~16:45(13:30 受付開始)
会 場 ウインクあいち 愛知県産業労働センター 12階 1201号会議室
定 員 100名(予定)
参加費 無料(事前登録制)
  • 本セミナーへご参加登録されると自動でSustainable Brands Japan(SB-J)ニュースレター登録(無料)へ登録されます。
  • 受講票は、11月中旬に順次メールにてお送りします。
  • お申込み多数の場合は、抽選とさせて頂く場合がございます事、あらかじめご了承ください。
主 催 サステナブル・ブランド ジャパン(株式会社博展)
共 催 サンメッセ株式会社/サンメッセ総合研究所(Sinc)

プログラム

14:00〜14:10 オープニング(ご挨拶)Sustainable Brands Japan(株式会社博展)
Country Director
鈴木 紳介→スピーカープロフィール SB Japan Lab /サステナブル・ブランド国際会議 ESGプロデューサー
サンメッセ総合研究所(Sinc)代表
サンメッセ株式会社 常務執行役員経営企画室長 営業副本部長
田中 信康→スピーカープロフィール
14:10~14:40 基調講演
地域で進める持続可能な開発目標(SDGs)
2015年9月に国連サミットで採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」は、途上国だけでなく、先進国も積極的に取り組む開発目標と位置付けており、日本政府も毎年「SDGsアクションプラン」を策定するなど、積極的に取り組んでいます。UNCRDは、国連本部でSDGsを担当している「持続可能な開発目標部(DSDG)」に所属しており、地域開発という総合的な枠組みの中で、SDGsの達成と持続可能な社会の実現に向けて活動しています。本セミナーでは、UNCRDがなぜSDGsを推奨しているのか、SDGs実践のグッドプラクティスを交えながら、地域で進めるSDGsの在り方を共に考えます。 国際連合地域開発センター(UNCRD) 所長
遠藤 和重 氏→スピーカープロフィール
14:40~14:55 第1部-講演
長期ビジョンとESG経営
長期ビジョン(ありたい姿)の設定には、ミッション、ビジョン、バリューズを基本に、メガトレンドや社会環境の変化としてリスク&機会をおり込み、戦略を構築する必要があります。この経営戦略に基づいたビジネスモデルの変革、重要課題への取り組み、その進捗を図るKPIなど、マネジメント総称としてのESG経営について紹介します。 サンメッセ総合研究所(Sinc)所長/首席研究員
川村 雅彦→スピーカープロフィール
14:55~15:40 第1部 -パネルディスカッション-
中長期的な社会課題を踏まえた成長戦略と統合報告によるコミュニケーション
~株式会社堀場製作所の事例をもとに考える~
社会環境の変化を踏まえた事業成長戦略が、社会課題解決に直結すること、そのコミュニケーションの在り方について、株式会社堀場製作所様をお招きしディスカッションを展開します。
堀場製作所様には、中長期経営計画「MLMAP2023」で示したメガトレンドをリードする3フィールドでどのように社会課題を踏まえた成長戦略を展開していくかに触れていただき、そのコミュニケーション手段としての統合報告書の作成プロセス等についてお話しいただきます。
【パネリスト】
株式会社堀場製作所 管理本部 総務部 副部長
冨嶋 真二 氏→スピーカープロフィール
株式会社堀場製作所 経営管理部 IRチーム
天井 駿一 氏→スピーカープロフィール
サンメッセ総合研究所(Sinc)所長/首席研究員
川村 雅彦→スピーカープロフィール
【ファシリテーター】
サンメッセ総合研究所(Sinc)副所長
山吹 善彦→スピーカープロフィール
15:40~15:50 休憩
15:50~16:10 第2部-講演
「Good Life 2.0」から始まるサステナブル ・ブランド戦略
「Good Life 2.0」を実現していく上での地域特有の課題対応、中長期的な地域戦略と企業、大学、各種機関とのパートナーシップの在り方について紹介します。 サステナブル・ブランド国際会議 アカデミックプロデューサー
駒澤大学 総合情報センター 所長
経営学部 市場戦略学科 教授
青木 茂樹→スピーカープロフィール
16:10~16:40 第2部 -ディスカッション
サステナブル・ブランド(SB)
~グローバルトレンドと、日本国内での展開~
サステナブル・ブランド ジャパンが今後どのような展開を意図し、長期的な企業のサステナビリティ活動の推進や地方自治体の取り組みに対して、どのようなサポートを行っていくのか。
2020年2月開催予定の「サステナブル・ブランド国際会議2020横浜」のご案内と併せ、この度初開催となる「SDGs未来都市ブランド会議」開催の狙いと自治体と企業との協働の必要性など、サステナブル・ブランド ジャパン プロデューサー陣がディスカッションします。
【パネリスト】
Sustainable Brands Japan(株式会社博展)
Country Director
鈴木 紳介→スピーカープロフィール
サステナブル・ブランド国際会議 アカデミックプロデューサー
駒澤大学 総合情報センター 所長
経営学部 市場戦略学科 教授
青木 茂樹→スピーカープロフィール
SB Japan Lab /サステナブル・ブランド国際会議 ESGプロデューサー
サンメッセ総合研究所(Sinc)代表
サンメッセ株式会社 常務執行役員経営企画室長 営業副本部長
田中 信康→スピーカープロフィール
【ファシリテーター】
サンメッセ総合研究所(Sinc)副所長
山吹 善彦→スピーカープロフィール
16:40~16:45 クロージングサンメッセ株式会社 取締役 常務執行役員 営業副本部長
今井 稔

※内容は予告なく変更することがございますので、予めご了承ください。

スピーカー紹介

  • 遠藤 和重 氏のプロフィール画像
    遠藤 和重 氏 国際連合地域開発センター(UNCRD) 所長

    2018年8月より現職。1990年に国土交通省(旧建設省)に入省以来、九州地方整備局鹿児島国道事務所長、大分県土木建築部参事兼道路課長、道路局企画課企画専門官、国土技術政策研究所情報基盤研究室長、関東地方整備局千葉国道事務所長、世界銀行アフリカ局運輸交通グループ上級道路技術者、国土政策局広域地方政策課調整室長、復興庁岩手復興局次長等を歴任。
    1988年京都大学工学部卒。同大学大学院修士課程修了(工学修士)、米国ネブラスカ州立大学大学院(地域計画学修士)。

  • 冨嶋 真二 氏のプロフィール画像
    冨嶋 真二 氏 株式会社堀場製作所 管理本部 総務部 副部長

    1989年、株式会社堀場製作所に入社以来、総務部、人事部、福利厚生担当会社(株式会社ホリバコミュニティ)出向等、一貫して管理部門に在籍。2019年1月より現職。
    CSR専任組織を持たないHORIBAにおいて、2005年に発足したCSR推進委員会で、事務局として同委員会に関わる。また、2017年1月からは、社内で組織横断的に立ち上がったESGワークショップにも参加している。

  • 天井 駿一 氏のプロフィール画像
    天井 駿一 氏 株式会社堀場製作所 経営管理部 IRチーム

    自動車メーカーで広報、経営企画、経営管理等を担当。
    2017年、株式会社堀場製作所に入社以来、IR担当として投資家対応や統合報告書の制作等を担当。

  • 青木 茂樹のプロフィール画像
    青木 茂樹 サステナブル・ブランド国際会議
    アカデミックプロデューサー
    駒澤大学 総合情報センター 所長
    経営学部 市場戦略学科 教授

    駒澤大学経営学部市場戦略学科教授。1997年 慶應義塾大学大学院博士課程単位取得。山梨学院大学商学部教授、University of Southern California Marshall School 客員研究員を歴任。多くの企業の新規事業の立ち上げやブランド構築に携わる。地方創生にも関わり、山梨県産業振興ビジョン策定委員、NPOやまなしサイクルプロジェクト理事長。人財育成として、私立大学情報教育協会FD/ICT活用研究会委員、経産省第1回社会人基礎力大賞を指導。やまなし大使。

  • 川村 雅彦のプロフィール画像
    川村 雅彦 サンメッセ総合研究所(Sinc)所長/首席研究員

    前ニッセイ基礎研究所上席研究員・ESG研究室長。1976年、大学院工学研究科(修士課程:土木)修了。同年、三井海洋開発株式会社入社。中東・東南アジアにて海底石油プラントエンジニアリングのプロジェクト・マネジメントに従事。1988年、株式会社ニッセイ基礎研究所入社。専門は環境経営、CSR/ESG経営、環境ビジネス、統合思考・報告、気候変動適応など。論文・講演・第三者意見など多数。著書は『カーボン・ディスクロージャー』『統合報告の新潮流』『CSR経営パーフェクトガイド』『統合思考とESG投資』など

    外部委員等
    株式会社ニッセイ基礎研究所 客員研究員
    認定NPO法人環境経営学会(SMF) 副会長
    一般社団法人経営倫理実践研究センター(BERC) フェロー
    一般社団法人サステイナビリティ人材開発機構(Sus-Pro) 代表理事
    NPO法人Network for Sustainability Communication(NSC) 幹事 など
    (2019年5月現在)

  • 山吹 善彦のプロフィール画像
    山吹 善彦 サンメッセ総合研究所(Sinc)副所長

    大学卒業後、広島県北部を中心としたアートマネジメント及び地域創生プロジェクト従事。英国Volunteer Matters(Community Service Volunteers)に参加の後、2003年英国バーミンガム大学にてMBAを取得。帰国後、株式会社YUIDEAにおいて企業の環境CSR領域のコミュニケーション活動支援及びCSRコンサルティングに従事。CSR/ESG/CSV関連の活動支援・コンサルテーション・情報発信支援実績多数。
    共著に『統合思考とESG投資』、寄稿『鍼灸治療としてのアートプロジェクト : 灰塚アースワークプロジェクト』など

    外部委員等
    認定NPO法人環境経営学会(SMF) 理事
    総合思考研究会 共同委員長
    公益財団法人広島平和創造基金 海外留学奨学金第18回奨学生
    (2019年10月現在)

  • 田中 信康のプロフィール画像
    田中 信康 SB Japan Lab /サステナブル・ブランド国際会議
    ESGプロデューサー
    サンメッセ総合研究所(Sinc)代表
    サンメッセ株式会社 常務執行役員経営企画室長
    営業副本部長

    大手証券会社にて株式、デリバティブ取引業務、リサーチ関連業務、人事、財務・IR、広報部門など管理部門を幅広く経験した後、大手企業の財務・IRコンサルタント、M&Aアドバイザー、コーポレートコミュニケーション支援業務の責任者として従事。
    数多くの経営層との対談を含め、財務・非財務コンサルティングのキャリアを活かし、企業経営にかかわる統合思考、ESG/SDGsコンサルティング、社内浸透、情報開示の支援業務を中心に、各講演・セミナー、ファシリテ―ションなど幅広いコンサルティング業務に携わり、サステナブル・ブランド国際会議東京にてESGプロデューサーに就任し、企業と地方自治体との地方創生・地域連携プロデュースも担う。

  • 鈴木 紳介のプロフィール画像
    鈴木 紳介 Sustainable Brands Japan
    (株式会社博展)
    Country Director

    早稲田大学理工学部を卒業後、株式会社リクルート入社。ITサービスの事業の立ち上げに携わる。
    その後、IT業界に特化したプロモーション会社を設立。20年間、100社を超えるIT企業のマーケティング・コミュニケーション、ブランド、広報、営業戦略の企画・実施に従事する。
    2012年に、株式会社博展 取締役に就任。“エクスペリエンス・マーケティング”をコンセプトに掲げる同社の新規事業、デジタル事業、グローバル戦略を担当する。

    2015年3月に、SB創設者のコーアン氏に出会い、同年6月のSBサンディエゴ会議に参加。
    グローバルにおけるサステナブル・ブランドの潮流を肌で感じ、この活動の日本への誘致を決意する。

サステナブル・ブランドとは

サスティナブル・ブランド ロゴ

2006年に米国で誕生したサステナブル・ブランド(SB)は、未来に選ばれるブランドであるために挑戦を続けるブランド・イノベーターが集う世界有数のグローバル・コミュニティです。
SBが創設以来目指しているのは、社会的・環境的課題を「ブランド・イノベーション」「価値創造」「ポジティブ・インパクト」を生み出すための重要な原動力と捉え、ビジネスリーダーやビジネスパーソンにきっかけを与え、世界を変えていくことです。

日本では本活動をサステナブル・ブランド ジャパンとして株式会社博展が推進しています。