• 公開日:2017.04.25
ドイツCSRアワード、京セラのNGOとの協働を評価
    • 松島 香織

    京セラドキュメントソリューションズヨーロッパ ラインホルト・シュリアカンプ取締役
    京セラドキュメントソリューションズドイツ 環境・製品安全部門スペシャリスト ダニエラ・マチジアクさん

    京セラドキュメントソリューションズドイツ(ドイツ・メーアブッシュ)は、「ドイツCSRアワード2017」でNGO・NPOと協働している模範的な企業に与えられる「サステナブルブランド オブ ザ イヤー」を受賞した。ドイツCSRアワードは、CSR活動に貢献した企業に与えられる栄誉ある賞のひとつだ。同社は現地の環境保護団体Deutsche Umwelthilfe(DUH)と30年間パートナーシップを結び、河川再生プロジェクトなどに取り組んできたことが評価された。(オルタナ編集部=松島 香織)

    ドイツCSRアワードは2006年に設立、2017年の授賞式は、4月4日にルートヴィヒスブルクで開催された。同賞は、「CSRアワード(ドイツ政府主催)」や「ドイツサステナビリティー賞」と並び、ドイツでCSR活動の貢献を称える三つの賞のうちの一つだ。

    同社は1987 年からDUHとパートナーシップを結び、環境を保護するために多数のプロジェクトを実施してきた。同社が取り組んでいる「PRINT GREEN」や「京セラ環境賞」などのコンセプトの立ち上げも、DUHが関わっている。

    「『PRINT GREEN』はプリンター複合機のCO2削減のために、カーボンニュートラルの考えに基づいたトナーを使用する取り組みです」と、京セラドキュメントソリューションズ事業戦略本部企業広報課の竹下綾香担当は説明した。「京セラ環境賞」は2年ごとに一般公募し、優れた環境活動を表彰しているという。

    written by

    松島 香織(まつしま・かおり)

    2016年株式会社オルタナ在職中に、サステナブル・ブランド ジャパン ニュースサイトの立ち上げメンバーとして運営に参画。 2022年12月株式会社博展に入社し、2025年3月までデスク(記者、編集)を務めた。

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