イケア・ジャパン、女性活躍のアワードで企業部門1位に
「Forbes JAPAN WOMEN AWARD 2017」で
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フォーブス ジャパンはこのほど、女性活躍に取り組む企業や個人を表彰する「Forbes JAPAN WOMEN AWARD 2017」を発表し、都内で表彰式を開催した。企業部門(1000人以上)で1位を獲得したイケア・ジャパンは2017年の今年、女性管理職50%を達成した。個人部門では、コスメ情報サイト「アットコスメ」を立ち上げた山田メユミ・アイスタイル取締役兼CQOが選ばれた。(オルタナ編集部=吉田広子)
フォーブス ジャパンは、国内企業1000社の人事担当者、人事担当役員および働く個人1000人にアンケートを実施。アンケートおよび一般投票で選ばれた企業と個人の中から、評議員の審査を経て受賞企業・受賞者を決定した。
企業部門(1000人以上)で1位を獲得したイケア・ジャパンは2014年に人事制度の改革を行い、有期雇用の廃止、パートタイマーから短時間正社員への切り替え、福利厚生の統一などを導入した。LGBT+や無意識の偏見の教育にも力を入れているという。ビジョン推進賞の準グランプリも獲得し、ダブル受賞となった。
イケア・ジャパンのヘレン・フォン・ライス代表取締役社長は「多様なメンバーで構成されるチームから、多くのユニークなアイデアが生まれ、会社をすばらしいものにする。すべての従業員が、大切にされていると感じ、可能性を最大限に発揮できるような環境が重要だ。ここで女性が取り残されてはいけない」とコメントしている。
アイスタイルの山田メユミ取締役兼CQOは、女性が活躍しやすい制度や風土をつくり、自らロールモデルとしても活躍した女性として、「グランプリ」受賞となった。