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プロボノでNPO支援、児童労働ゼロ目指す―デロイト

ACEが支援するインドのコットン生産地域(マッデラバンダ村)で勉強する子どもたち (C)特定非営利活動法人ACE

デロイト トーマツ コンサルティング(DTC)は「ソーシャル・イノベーション・パイオニア」プログラムで支援する2団体を決定した。5月に、持続可能な社会に向けて高いビジョンを持ち、革新的な取り組みを行っている非営利団体やソーシャルビジネスを募集。応募のあった19件の中から、特定非営利活動法人ACEと認定特定非営利活動法人育て上げネットが選ばれた。活動目標達成のため、DTCの社員がプロボノでサポートする。

「ソーシャル・イノベーション・パイオニア」プログラムは、「サプライチェーン全体を視野に入れた持続可能でエシカルな生産・消費の実現」、「女性、若者、外国人を含む多様な人々の就業・経済的自立支援」の2つをテーマに募集した。

アジアやアフリカの子ども支援に力を入れるACEは、企業のサプライチェーンの児童労働をゼロにし、商品の選択基準に児童労働がないことを消費者へ啓蒙。さらに企業との協働事業に取り組む。

育て上げネットは、若者の就労と子育てに悩む母親を支援。企業や行政と連携し、社会全体で支援する土壌作りも行っている。DTCのコンサルティングにより、柔軟な支援活動の実現とそれを支える強固な経営基盤の構築を目指す。

DTCの金山亮執行役員は「2つのテーマは、ともに優れた知見・アイデアを活かした潜在的なイノベーション機会が大きいと見込まれる分野です。DTCとして両団体の成長の加速を全力で支援していきたいと思います」と話した。

「ソーシャル・イノベーション・パイオニア」プログラムは、来年も募集する予定だ。

松島 香織 (まつしま・かおり)

株式会社オルタナ 特約記者。在職中は編集・記者として、2016年5月から2017年4月まで「サステナブル・ブランド ジャパン」を担当。