今回で12回目を迎えた日本パートナーシップ大賞は、2017年3月、国内では初開催となる「サステナブル・ブランド国際会議 2017 東京」と共催。
最終審査・表彰式は、同国際会議のオフィシャルイベントとして実施いたします。
3月9日(木)に「サステナブル・ブランド国際会議2017東京」で最終審査会(発表会)が開催されました。厳正な審査を経て、ファイナリスト6事業の中から、グランプリ(1事業)、優秀賞(1事業)、入賞(4事業)が表彰されました。受賞された皆様、おめでとうございます。
特定非営利活動法人 全国福祉理美容師養成協会(愛知県)
株式会社リクルート ライフスタイル美容情報統括営業部(東京都)
コミュニティ・ユース・バンク momo(愛知県)
株式会社日本政策金融公庫(愛知県)
認定特定非営利活動法人 育て上げネット(東京都)
株式会社リクルートホールディングス(東京都)
認定特定非営利活動法人 ブリッジ エーシア ジャパン(東京都)
株式会社熊谷組(東京都)
東京大学 先端科学技術研究センター(東京都)
ソフトバンク株式会社(東京都)
株式会社エデュアス(東京都)
最終審査会・表彰式は、3月9日(木)に「サステナブル・ブランド国際会議2017東京」で開催されます。
今年のグランプリは、どの協業事業が選ばれるのか、ご注目ください!
ミャンマーにおいて熊谷組とブリッジ エーシア ジャパンが取り組んでいる学校整備協働事業。熊谷組の施工現場周辺地域で教室が足りない為に義務教育を終えられない子供たちのために、企業とNPOが互いのスキルを活用し取り組んでいる。熊谷組による建設校選定、熊谷組現場でのNPO建設スタッフとの技術交流、学校建設要員としての地域住民のOJT雇用、などミャンマーでは初の仕組みを構築。少しでも多くの子供達が学び続ける事が出来るよう長い協働を目指している。
地域金融機関とソーシャルビジネス(SB)事業者は、ともに地域課題を解決する重要な担い手でありながら、お互いに取引の対象とは考えにくい存在となっている。地域のお金を地域の課題解決に生かすために、コミュニティ・ユース・バンクmomoと日本政策金融公庫は、SB事業者への融資を自ら行うほか、協働で(1)地域金融機関との連携促進(2)地域金融機関への啓発(3)SB事業者の発掘・育成に取り組んでいる。
若年失業率は依然として高く、大卒者にしめる進路未決定者も年間約5万人に上る。こうした中、「すべての若者がイキイキと働ける社会」の実現を目指し、リクルートホールディングスと育て上げネットが連携・推進しているのが、参加費無料の就職応援プログラム『ホンキの就職』。全国70団体以上に広がったネットワークは、若者支援者間の新たな交流と共同の端緒となり、重層的な展開を見せている。近年では厚生労働省とも連携し、官公民の垣根を超えた連携に発展している。
NPOは持続可能な村づくりのため、その課題解決への試行錯誤の中で地域貢献を社是の一つとする大手ホテルチェーンと出会う。以後毎年、村の茶畑や森林などの自然を巡り、村民と交流しながら暮らしと知恵、さらには課題にまで触れる体験型エコツアーを社員研修として提供。ワークショップ形式の参加プロセスを経て社員の気づきやアイデアを見えるカタチへ。企業の人材育成に役立ちつつ、森林資源や産物を利活用する取組みへ発展している。
東京大学先端科学技術研究センター、ソフトバンク、ソフトバンクのグループ会社で教育事業を担うエデュアスが、障がいのある子どものための携帯情報端末の活用事例を研究するプロジェクト。携帯情報端末を学習や生活の場で活用して、その事例を報告会で発表、事例集を発刊・公開して共有することで、障がいのある子どもの学習・生活支援を促進することを目指す。これまでに延べ350以上の特別支援学校などが参加している。
医療・介護分野でのQOL(生活の質)の向上や介護予防、全国40万軒以上(コンビニの8倍)の理美容サロンの課題である女性活躍や生涯顧客の実現を同時に叶えるために、22年の実践ノウハウを活かし、協働により互いの経験やインフラを活用し、理美容・介護業界へ情報や教育の場を提供し、また利用者側(本人・家族・介護職員等)への認知を高め、福祉理美容が当たり前になり、「誰もがその人らしく美しく過ごせる社会」を共創していく。