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スタバ、タンブラーで使い捨てプラ削減キャンペーン

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スターバックスコーヒージャパン(東京・品川)は4月22日から、使い捨てプラスチック削減の啓発キャンペーンを始める。地球環境について考え行動する22日の「アースデイ」に合わせ、全国1400店以上の店舗でタンブラーなどリユース容器の利用を消費者に呼び掛ける。同社が取り組む「『Reuse & Respect』サステナビリティプロジェクト」の一環だ。神奈川県内の店舗では「リユーザブルストロー」も販売する。(オルタナ編集部=堀理雄)

同社では、再利用可能なカップやタンブラーを持参した際に、飲料代から20円の値引きを行っており、年間約600万個のマイカップやマイタンブラーが使われている。使い捨て容器を使用した場合と比較すると、その分の資源が削減されたことになる。

キャンペーンでは、22日から24日までの3日間、店頭の看板や従業員が身に付けるバッジを通じて、それぞれのタンブラーへの思いやストーリーを紹介する。ツイッターやフェイスブックといったSNSも活用し、消費者からの投稿も受け付ける。

同社広報部広報チームの都築美央チームマネージャーは、「店頭での会話などをきっかけに、一人でも多くの方が普段より少し環境を意識してもらえたら」と話す。

スターバックスは昨年7月、2020年末までに全世界の店舗でプラスチック製のストローを全廃することを発表。日本では2020年半ばまでの全店舗での廃止に向け、代替品の検討を進めている。

「ストローの問題は第一歩。人びとの意識も高まっているなか、よりプラスチックの量も多いカップも含めてリユースの取り組みを広げていけるよう、さらにマインドセット(考え方や価値観)を高めていきたい」(都築マネージャー)

キャンペーンの一環として、神奈川県内の同社店舗(一部除く)では5月31日まで、再利用可能な「リユーザブルカップ」と「リユーザブルストロー」を販売する。

神奈川県内の店舗で販売する「リユーザブルカップ473ml」(左)と、「リユーザブルストロー&シリコンバッグ」